TAMKO
計測と評価

旧LINE広告のLINE TagからLINEヤフー広告の計測タグへの切り替えでは、成果の種類ごとに計測の定義を引き継ぎ、その前後で成果の内訳を比較する

旧LINE広告(LINE広告)で利用していたLINE Tagを、LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の計測タグに切り替えた後、来店予約や見積の依頼が切り替え前と同じ定義で計上されているかを確認していますか。成果の合計が以前と同程度であっても、種類ごとの内訳が変化している場合は、計測の設定に誤りがある可能性があります。

以下は、診断サンプルの架空の会社(H社・地域の住宅リフォーム会社)の数字を用いた計算例です。H社のディスプレイ広告の12か月の実績(成果の月平均約17.7件、そのうち来店予約の割合40.6%)を切り替え前の数字とみなす仮定のケースで、切り替えた月を除く2か月の成果が36件(月あたり18件)、そのうち来店予約が5件(いずれも説明用の架空の数字)であった場合、月あたりの件数は切り替え前と同程度ですが、来店予約の件数は、切り替え前の割合から算出した見込みの範囲を下回ります。

そこでこの記事では、LINE Tagの各コードと計測タグの対応、切り替えの前に記録する項目、成果の件数が減少・増加する原因となる設定、切り替えの前後で成果の内訳を比較する方法を、公式ヘルプの記載と、H社の数字をもとに整理します。

この記事の対象は、地域で店舗・住宅関連事業・医療機関・教室などを運営し、旧LINE広告からLINEヤフー広告 ディスプレイ広告に移行した会社で、来店予約・見積の依頼・問い合わせを成果の指標としている広告担当者の方です。

TAMKOは、LINEヤフー広告アカウント診断で、旧LINE広告から移行したキャンペーンを含めて、来店予約・見積の依頼などの計測設定を確認しています。この記事では、診断で計測設定を確認している立場から解説します。

【結論】LINE Tagから計測タグへの切り替えでは、成果の種類ごとに計測の定義を引き継ぎ、その前後で成果の内訳を比較して、計上が正しいかを確認する

LINE Tagは統合後のLINEヤフー広告 ディスプレイ広告に対応しておらず、タグ・コンバージョンの各設定も移行されません。LINE Tagで成果ごとに計測していた内容(コード・条件)を記録し、計測タグのコンバージョン設定に1対1で置き換えたうえで、切り替えの前後で成果の内訳(種類ごとの件数)を比較します。既存のアカウント(旧Yahoo!広告の時期から利用しているアカウント)に移行した場合は、設置済みのタグ(コンバージョン測定タグまたは計測タグ)を引き続き利用できます。

旧LINE広告のLINE TagからLINEヤフー広告 ディスプレイ広告の計測タグへの切り替えの4段階(計測内容の記録、計測タグでの1対1の置き換え、イベント受信履歴での動作の検証、成果の種類別の件数の比較)を示した図
合計のみでは、一部の成果の計上漏れや、別の種類の成果としての誤計上を検出できない。

移行ガイドでは、LINE Tagに代えて計測タグを新たに設定するよう案内されています。キャンペーンの移行後も、タグ・コンバージョンの各設定は改めて行います。ただし、既存のアカウントに移行した場合は、そのアカウントで発行してWebサイトに設置済みのタグを引き続き利用できます。

この記事は、切り替えの前後で同一の成果を同じ定義で計上しているかの確認に範囲を絞ります。統合の前後の獲得単価の比較方法(計上日・計測期間の違いを含む)は旧LINE広告の配信終了後に統合前後の獲得単価を比べる方法、コンバージョン数と自社の受付件数の月ごとの照合はYahoo!広告のコンバージョン設定を自社の受付件数で確認する方法、予約システムが別のドメインにある場合の設定はYahoo!広告のクロスドメイン計測の設定と確認で解説しています。

LINE Tagと計測タグの対応:ベースコードはグローバルスニペットに、コンバージョンコードはイベントスニペットとコンバージョン設定に、カスタムコンバージョンはフィルター条件に置き換える

よくある場面

旧LINE広告でLINE Tagのコードとカスタムコンバージョンにより計測していた成果を、計測タグのどの設定に置き換えるかを判断できない。

全ページに設置していたベースコードはグローバルスニペットに、完了ページのコンバージョンコードはイベントスニペットとコンバージョン設定に置き換えます。カスタムイベントコードは、イベント種別を指定したイベントスニペットに置き換えます。管理画面で条件を指定していたカスタムコンバージョンは、同じ内容をコンバージョン設定のフィルター条件で指定します。

LINE Tag(旧LINE広告)計測タグ(LINEヤフー広告 ディスプレイ広告)設置場所・設定画面
ベースコードグローバルスニペットWebサイトの全ページ
コンバージョンコードイベントスニペットとコンバージョン設定来店予約・見積の依頼の完了ページ
カスタムイベントコードイベントスニペット(イベント種別を指定)計測対象とする特定のページ
カスタムコンバージョンコンバージョン設定のフィルター条件コンバージョン測定の一覧
トラッキング(LINE Tag)のステータスイベント受信履歴・コンバージョン設定状況「計測タグ」の画面・コンバージョン測定の一覧
旧LINE広告のLINE Tagで成果を定義していた方法(コンバージョンコード、カスタムコンバージョンのURL条件、カスタムコンバージョンのイベント指定)ごとに、LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の計測タグで選択するフィルター条件を示した樹形図
「イベントスニペット(イベント種別とスニペットID)」では、その設定で発行したスニペットを設置したページのイベントのみがコンバージョンとして計上される。

計測タグでは、計測の定義をコンバージョン設定のフィルター条件で指定します。来店予約と見積の依頼を別々に計上する場合は、成果ごとにコンバージョン設定を作成し、フィルター条件を「イベントスニペット(イベント種別とスニペットID)」に設定します。その設定で発行したスニペットをそれぞれの完了ページに設置すると、どのページからイベントを受信したかをスニペットIDで確認できます。

計測タグは、認証済みのビジネスマネージャーで発行する方法が推奨されています(広告アカウントをビジネスマネージャーに接続していない場合は、広告管理ツール(管理画面)でも発行できます)。1つのページに複数のグローバルスニペットは設置できないため、LINE公式アカウントで計測タグを利用している場合は、広告アカウントをLINE公式アカウントと同じビジネスマネージャーに接続し、LINE公式アカウントと共通の計測タグを利用します。

切り替えの前に、LINE Tagでの成果ごとの計測内容を整理する:コード・条件・ステータス・月別の件数

よくある場面

旧LINE広告で、来店予約と見積の依頼をどのコードや条件で計測していたかの記録が残っていない。

旧LINE広告の管理画面を閲覧できる期間内に、成果の種類ごとに、計測に用いていたコードとカスタムコンバージョンの条件、各コードのステータス、月別の件数を記録します。この記録は、計測タグを設定する際の根拠となり、切り替え後の件数を比較する際の基準ともなります。

旧LINE広告のLINE TagからLINEヤフー広告 ディスプレイ広告の計測タグに切り替える前に記録する4つの項目(コード、条件、ステータス、月別の件数)を示した図
旧LINE広告の管理画面は配信終了後も一定期間閲覧できるが、閲覧できなくなる日程は後日案内される。早めに記録して保存する。

旧LINE広告の管理画面(広告マネージャー)では、メニューの「レポートと計測」から「トラッキング(LINE Tag)」を開くと、各コードと「ステータス」を確認できます。ステータスは、コードが正常に動作していれば「利用可能」、7日間動作していない場合は「停止中」と表示されます。「停止中」のコードは、切り替え前から計測が中断していた可能性があるため、月別の件数で計上が途絶えた月を確認し、その月以降の件数は比較の基準として用いません。

カスタムコンバージョンの条件は、「レポートと計測」の「カスタムコンバージョン」で確認します。マニュアルでは、イベント指定で「Conversion」を選択すると、コンバージョンコードで計測したコンバージョンが対象になると説明されています。

来店予約と見積の依頼の完了ページに同じコンバージョンコードを設置していた場合、旧LINE広告のレポートの件数は2つの成果の合計であり、種類ごとの内訳は確認できません。この場合は、計測タグで成果の種類ごとに個別のコンバージョン設定を作成し、切り替え後の数か月の内訳を以後の比較の基準とします(切り替えの前後の比較方法は、後の章で説明します)。同広告のレポートの保存については、旧LINE広告の配信終了後に統合前後の獲得単価を比べる方法で解説しています。

切り替えで成果の件数が減少する原因:スニペットIDの誤設定、グローバルスニペットの設置漏れ、テストフラグの解除漏れ

よくある場面

計測タグに切り替えた後、来店予約の件数は大幅に減少し、見積の依頼の件数は以前と同程度か、以前より増加している。

特定の成果の件数のみが減少した場合は、その成果の完了ページについて、イベントスニペットのスニペットID、グローバルスニペットの有無、テストフラグの値の3点を確認します。いずれも、テストの申し込みを行った後に、イベント受信履歴で確認できます。

LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の計測タグへの切り替え後に、特定の成果の件数が減少した場合に確認する3つの点(スニペットIDの誤設定、グローバルスニペットの設置漏れ、テストフラグの解除漏れ)を示した樹形図
テストの申し込みの後、イベント受信履歴の最終受信日時・スニペットID・テストフラグを確認する。

スニペットIDの誤設定:フィルター条件に「イベントスニペット(イベント種別とスニペットID)」を選択したコンバージョン設定では、「計測タグ」の画面のイベントスニペット(スニペットIDなし)は利用できません。その設定の画面から、スニペットIDを含むイベントスニペットを取得して設置します。別の成果の設定で発行したスニペットを完了ページに設置した場合は、そのページでの申し込みが別の種類の成果として計上されるため、一方の件数が減少し、他方が増加します。

グローバルスニペットの設置漏れ:イベント種別を指定した計測には、イベントスニペットとグローバルスニペットの両方の設置が必要です。LINE Tagのベースコードを設置していたページすべてに、グローバルスニペットを追加します。

テストフラグの解除漏れ:計測タグには、イベントをテストとして計測対象から除外するパラメータ(isTest)があります。動作確認のためにtrueに設定したまま完了ページを公開すると、その成果は計上されません。

3つの点の確認では、成果ごとの完了ページでテストの申し込みを行い、ブラウザーの開発者ツールのNetworkタブで、計測タグの送信先のドメイン(apm.yahoo.co.jp)へデータが送信されているかを確認します。そのうえで、「ツール」の「権限・データ」にある「計測タグ」の画面のイベント受信履歴で、最終受信日時の更新と、スニペットID・テストフラグの値を確認します。コンバージョン設定状況のステータスは、通常、コンバージョンの発生から最大4時間程度で反映されます。広告のクリックを経由したテストの手順は、Yahoo!広告のクロスドメイン計測の設定と確認で解説しています。

切り替えで成果の件数が増加する原因:既存のコンバージョン測定タグと計測タグの併用

よくある場面

旧LINE広告のキャンペーンを既存のアカウントに移行した後、計測タグを追加した月から来店予約の件数が増加している。

既存のアカウントに移行した場合は、設置済みのコンバージョン測定タグで計測を継続できます。そのアカウントに計測タグのコンバージョン設定を追加し、同じ完了ページを2種類のタグで計測していると、1件の来店予約が2つの設定のそれぞれで計上されます。両方の設定の「コンバージョン列に含める」が「含める」の場合は、「コンバージョン数」に2件として計上されます。

既存のコンバージョン測定タグと追加した計測タグの両方の設定で同じ完了ページの来店予約を計測し、両方を「含める」に設定していると、1件の来店予約が「コンバージョン数」に2件として計上されることを示した図
計測に用いるタグを1つに定め、他方の設定の「コンバージョン列に含める」を「含めない」に変更する。

ディスプレイ広告のコンバージョン設定には、「コンバージョン列に含める」という項目が設けられています。「含める」に設定したコンバージョンは「コンバージョン数」に計上され、入札戦略の最適化にも利用されます。「含めない」に設定したコンバージョンは、「コンバージョン数(全て)」にのみ計上されます。この項目は、コンバージョン測定タグと計測タグの設定に共通です。公式ヘルプによると、計測タグとコンバージョン測定タグを同じページに設置した場合、実績はコンバージョン設定ごとに計上され、「全て」のコンバージョンを計上する項目には、両方のタグで計測した値の合算が表示されます。

計測タグに一本化する場合は、計測タグの設定で成果が計上されていることをイベント受信履歴とコンバージョン数の列で確認してから、既存の設定を「含めない」に変更します。コンバージョン測定タグを継続する場合は、計測タグの設定を「含めない」に変更します。変更日を記録すると、その前後の件数の変化を説明できます。同じイベント種別のイベントスニペットを複数の成果の完了ページで共用した場合の重複は、Yahoo!広告のコンバージョン設定を自社の受付件数で確認する方法で解説しています。

切り替えの前後で成果の内訳を比較する方法:合計ではなく、種類ごとの件数を見込みの範囲に照らして判断する

よくある場面

切り替え後の成果の合計は以前と同程度だが、来店予約と見積の依頼の内訳が変化していないかを判断できない。

成果の合計は、需要・季節・配信面の変化でも増減するため、合計のみでは、計測が正しく切り替わったかを確認できません。切り替え前の成果の合計に占める、成果の種類ごとの割合から、切り替え後の見込みの件数とその範囲を算出し、実際の件数が範囲内に収まっているかを確認します。

LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の計測タグへの切り替え後に、成果の種類ごとの見込みの件数を、同期間の成果の合計と切り替え前の割合の積で求める式の図
見込みの範囲は、見込みの件数±2×√(合計×割合×(1−割合))で求める。この範囲はこの記事独自の目安で、公式の基準ではない。

内訳の割合を用いるのは、需要や配信の変動が来店予約と見積の依頼の両方に同様に表れやすく、割合が変化しにくいためです(変化しないとは断定できません)。一方、計測の定義に誤りがある場合は、特定の成果の件数のみが増減するため、割合の変化として表れます。

見込みの範囲は、見込みの件数を中心に±2×√(合計×割合×(1−割合))の幅で求めます(合計は切り替え後の成果の合計、割合は切り替え前の割合)。この範囲は、計測の定義が同じであれば件数がおよそ95%の確率で収まるという、この記事独自の計算による目安です(公式の基準ではありません)。合計が少ない場合は、見込みの件数に対して範囲の幅が相対的に大きくなり、計測の定義の誤りによる増減を見分けにくくなるため、月ごとの件数で判断しにくいときは2〜3か月を合算して比較します。

比較には、切り替えた月を除き、計測期間(広告のクリックからコンバージョンが発生するまでの日数として、コンバージョン設定で指定する期間)が経過した月を用います。旧LINE広告と統合後のディスプレイ広告では、コンバージョンを計上する日の定義が異なるためです。旧LINE広告はコンバージョンが発生した日に、統合後のディスプレイ広告はコンバージョンのきっかけとなったクリックが発生した日に計上するため、統合後の直近の月の件数は、計測期間が経過するまで増加することがあります。

ある成果の件数が範囲を下回り、別の成果が範囲を上回る場合は、前者の申し込みが後者の設定で計上されている可能性があります。この場合は、前述のスニペットIDの誤設定を、下回った成果と上回った成果の両方の完了ページで確認します。切り替え前の内訳がない場合は、切り替えの前後で、合計の件数をクリック数で割った値を比較します(配信面などの影響を受けるため、判断の根拠としての信頼性は低くなります)。そのうえで、切り替え後の数か月の内訳を以後の比較の基準とします。

架空の会社H社の数字を用いた計算例:切り替え前の来店予約の割合40.6%を基準に、切り替え後の内訳を確認する

よくある場面

計測タグへの切り替え後2か月間の成果の合計は以前と同程度で、管理画面の表示にも異常がない。

この計算例では、切り替えた月を除く2か月の成果は36件(月あたり18件)で、切り替え前の月平均(約17.7件)と同程度ですが、来店予約(5件)は見込みの範囲(8.7〜20.5件)を下回り、見積の依頼(31件)は見込みの範囲(15.5〜27.3件)を上回ります。来店予約の申し込みの一部が、見積の依頼の設定で計上されている可能性があります。

以下は、診断サンプルの架空の会社(H社)のディスプレイ広告の12か月(2025年10月〜2026年9月)の実績から算出した割合と月平均を、切り替え前の数字とみなした計算例です。H社のディスプレイ広告は、2026年4月の統合以降、計測タグで来店予約と見積の依頼を計測しており(診断サンプルの調査報告書による)、この章の切り替えと設定の誤りは、H社の実績とは切り離した説明用の仮定のケースです。旧LINE広告のレポートから記録した件数の代わりに、H社の12か月の実績を基準として用います。切り替え後と修正後の件数は説明用の架空の数字、原因は説明用の想定です。

キャンペーン来店予約見積の依頼合計
ディスプレイ|新規53件85件138件
ディスプレイ|サイト訪問者33件41件74件
合計(割合)86件(40.6%)126件(59.4%)212件

12か月の合計212件は、月平均で約17.7件です。仮定のケースで、切り替えた月を除く2か月の成果を36件(月あたり18件・説明用の架空の数字)とすると、月あたりの件数は切り替え前と同程度です。来店予約の見込みの件数は36×0.406=約14.6件、見込みの範囲は14.6±2×√(36×0.406×0.594)=14.6±5.9件で、8.7〜20.5件です。実際の来店予約は5件(説明用の架空の数字)で、範囲を下回ります。見積の依頼は見込みの件数が約21.4件、見込みの範囲が15.5〜27.3件で、実際の31件はこの範囲を上回ります。

来店予約が範囲を下回り、見積の依頼が範囲を上回るという結果から、来店予約の申し込みの一部が見積の依頼の設定で計上されていると推定し、来店予約と見積の依頼の両方の完了ページで、設置したイベントスニペットを確認します。この仮定のケースでは、来店予約の完了ページがショールームごとに2つあり、そのうち1つに見積の依頼の設定で発行したイベントスニペットが設置されていたと想定しています。そのページでテストの申し込みを行うと、イベント受信履歴で見積の依頼のスニペットIDの最終受信日時が更新されるため、原因を特定できます。修正した月を除く2か月の成果を34件、そのうち来店予約を13件(説明用の架空の数字)とすると、来店予約の見込みの範囲は8.1〜19.5件で、実際の13件はこの範囲に収まります。見積の依頼(21件)も、見込みの範囲(14.5〜25.9件)に収まります。

旧LINE広告のLINE Tagから計測タグへの切り替え後の成果の件数を確認した計算例:仮定のケースの来店予約と見積の依頼の件数を、H社の数字から算出した見込みの範囲と比較した、切り替え後と修正後の横棒グラフ
切り替え前の来店予約の割合40.6%(H社のディスプレイ広告の12か月の実績から算出)から求めた見込みの範囲と、仮定のケースの件数。H社は診断サンプルの架空の会社で、切り替え後と修正後の件数は説明用の架空の数字。

TAMKOのLINEヤフー広告アカウント診断で確認すること

TAMKOのLINEヤフー広告アカウント診断では、診断ページに掲げた項目の1つとして「来店予約・問い合わせの数え方(旧LINE広告から移したキャンペーンの計測を含む)」を確認します。同ページのよくある質問には、旧LINE広告から移行したキャンペーンについて「移したキャンペーンで来店予約や問い合わせが統合後の設定で数えられているかも確認します」との回答を掲載しています。

診断の調査報告書の例(計測と自動入札のページ)
診断でお渡しする調査報告書の例(計測と自動入札のページ)。H社のディスプレイ広告は、2026年4月の統合以降、計測タグで来店予約と見積の依頼を計測しています。会社・数字はすべて架空です(診断サンプルのH社)。

診断では、改善点には設定の手順を、続けてよい点にはその根拠を、判断できないものには検証の方法を添えます。診断・報告書・説明会まで無料(毎月2社まで)。

詳しくは診断ページへ。

よくある質問(FAQ)

Q01旧LINE広告の配信終了後、Webサイトに設置したLINE Tagは削除してよいですか?

LINE公式アカウントでLINE Tagを利用していないかを確認したうえで、削除の可否を判断します。

LINE公式アカウントでは、LINE Tagと計測タグの両方を利用できます。なお、LINE Tag自体も将来的に提供が終了する予定で、時期は決まり次第案内されます。

Q02LINE公式アカウントで計測タグを利用している場合、ディスプレイ広告用に別の計測タグを発行する必要がありますか?

必要ありません。

1つのページに複数のグローバルスニペットは設置できないため、広告アカウントとLINE公式アカウントを同一の認証済みビジネスマネージャーに接続し、計測タグを共通で利用します。

Q03既存のアカウント(旧Yahoo!広告の時期から利用しているアカウント)に移行した場合も、計測タグを設定する必要がありますか?

必須ではありません。

移行ガイドによると、既存のアカウントに移行する場合は、そのアカウントで設置済みのタグを引き続き利用できます。計測タグを追加する場合は、同じ成果の2つの設定で、「コンバージョン列に含める」がともに「含める」になっていないかを確認します。

LINE Tagから計測タグへの切り替えでは、計測の定義を1対1で引き継ぎ、その前後で成果の内訳を比較して計上の正しさを確認する|まとめ

LINE Tagは統合後のディスプレイ広告に対応しておらず、タグ・コンバージョンの各設定も移行されません。切り替えの前に、LINE Tagで計測していた成果ごとのコード・条件・ステータス・月別の件数を記録し、そのうちコードと条件を、計測タグのコンバージョン設定に1対1で置き換えます。切り替え後は、スニペットIDの誤設定・グローバルスニペットの設置漏れ・テストフラグの解除漏れと、既存のコンバージョン測定タグとの併用がないかを確認し、成果の種類ごとの件数を、切り替え前の割合から算出した見込みの範囲と比較します。

この記事のポイント

  • LINE Tagは統合後のLINEヤフー広告 ディスプレイ広告に対応しない。タグ・コンバージョンの各設定は移行されないため、計測タグで改めて設定する(既存のアカウントへの移行では、設置済みのタグを引き続き利用できる)。
  • ベースコードはグローバルスニペットに、コンバージョンコードはイベントスニペットとコンバージョン設定に、カスタムコンバージョンの条件はコンバージョン設定のフィルター条件に置き換える。
  • 切り替えの前に、成果ごとのコード・条件・ステータス・月別の件数を、旧LINE広告の管理画面で確認して記録する。
  • 件数が減少する原因は、スニペットIDの誤設定・グローバルスニペットの設置漏れ・テストフラグの解除漏れである(スニペットIDの誤設定では、別の成果の件数が増加する)。同じ成果の件数が増加する原因は、既存のコンバージョン測定タグとの併用である。いずれも、イベント受信履歴と「コンバージョン列に含める」の設定で有無を確認する。
  • 切り替え後は、合計ではなく成果の種類ごとの件数を、切り替え前の割合から算出した見込みの範囲と比較する。