Google広告の入札戦略を変更するときは、変更前に直近30日のコンバージョン数と目標値の範囲を確認し、変更後は、学習期間とその後のコンバージョン サイクル1〜2回分を除いた実績を、平均目標および変更前の同じ日数の成果と比較する
Google広告で入札戦略を変更した後の1か月の購入件数が、変更前の1か月より2件増えていても、それを変更の効果と判断できるとは限りません。変更の直後の一定期間は、入札が新しい戦略に合わせて調整されるためです。また、件数が少ないキャンペーンでは、2件程度の差が期間ごとの変動によるものかどうかを区別できません。
例として、TAMKOが提供するGoogle広告アカウント診断の報告書サンプル(以下「診断サンプル」)で用いている架空の会社、B社(アウトドア用品のEC事業者)を取り上げます。本記事の数値例のうち、費用・売上・粗利率は診断サンプルの値で、購入件数・切り替え後の数値・日付・コンバージョン サイクル・目標値は説明用の架空の数値です。B社の「検索_商品の語」キャンペーンの9月の実績は、費用が40,000円、購入による売上が150,000円です。このキャンペーンの購入件数が月15件の場合、目標広告費用対効果に切り替える条件(直近30日に15件以上)は満たしますが、購入件数が Google 広告 ヘルプの示す評価の目安(50件)に達するまでには、月15件のペースで100日かかります。この試算と、ヘルプに記載のない判断の基準は、本記事独自のものです。
Google広告の入札戦略を変更する際の確認事項を、種類と表示名、切り替え前のコンバージョン数、目標値と予算、ポートフォリオ入札戦略の制約、学習期間、切り替え後の評価(入札戦略レポート)の順に、ヘルプの記載に沿って解説します。
想定する読者は、Google広告の運用を自社で行っている方と、外部に委託したうえで配信の方針を社内で決定している方です。入札戦略の変更で判断に迷いやすい場面のうち、代表的な3つを次に示します。
- 月の購入件数が15件のキャンペーンで、目標広告費用対効果への切り替えと、その1か月後の評価が予定されている切り替えの条件(直近30日に15件以上)を満たしても、評価の目安である50件に達するまでの日数を、別に求める必要がある
- 入札戦略を切り替えた翌週に、クリック単価の上昇を理由として、切り替え前の入札戦略に戻すことが検討されている「学習中」の表示は最大7日間で、成果が新しい目標値に近づくまでにはコンバージョン サイクル1〜2回分の期間がかかる。クリック単価などの二次的な指標は変動することがある
- 切り替え後2週間と切り替え前1か月の購入件数の比較で、切り替えの効果が判断されている入札戦略レポートで実績を平均目標と比較し、学習期間とその後のコンバージョン サイクル1〜2回分を除いた期間の成果を、切り替え前の同じ日数の成果と比較する
TAMKOはGoogle広告アカウント診断を提供しており、以下の各章では、診断で点検している管理画面の箇所を中心に取り上げます。
【結論】Google広告の入札戦略を変更するときは、変更前にコンバージョン数と目標値を確認し、学習期間などを除いた実績を平均目標・変更前の成果と比較する
Google広告の入札戦略を切り替える前に、キャンペーンごとの直近30日のコンバージョン数から評価の目安に達するまでの日数を求め、目標値を、過去の実績と損益分岐のROAS(広告費用対効果:コンバージョン値÷費用×100)から決めます。切り替えた後は、学習期間(「学習中」の期間)と、成果が新しい目標値に近づくまでのコンバージョン サイクル1〜2回分を除いて評価します。その際は、入札戦略レポートで実績を平均目標と照らし合わせ、切り替え前の同じ日数の成果とも比較します。

Google広告の入札戦略の種類:スマート自動入札の4種類と、2026年6月からの表示名
管理画面の入札戦略の選択肢に表示される目標コンバージョン単価と、目標値を設定した「コンバージョン数の最大化」が、別の入札戦略として扱われている。
2つは同じ入札戦略です。2026年6月から、検索キャンペーンでは、目標値を設定した「コンバージョン数の最大化」は目標コンバージョン単価として、「コンバージョン値の最大化」は目標広告費用対効果として、独立した選択肢で表示されるようになりました。入札の動作は変わりません。また、移行期間中は新旧の名称が混在します。

拡張クリック単価は、2025年3月24日の週から検索とディスプレイのキャンペーンで利用できなくなりました。事前に別の入札戦略へ移行していなかった場合は、個別クリック単価が適用されています。
入札戦略は、キャンペーンの[設定]の[単価設定]にある[入札戦略を変更]から切り替えます。保存時に[テストとして保存]を選択すると、新しい入札戦略の成果を元のキャンペーンの成果と比較するテストを実施できます。1つのキャンペーンだけに設定するものを、標準の入札戦略と呼びます。Microsoft広告の場合は、別の記事で解説しています(関連:Microsoft広告の入札戦略|自動入札への切り替えの条件とテスト機能での比較方法)。
入札戦略を切り替える前に確認するコンバージョン数:直近30日の件数と、評価の目安に達するまでの日数
月の購入件数が15件のキャンペーンで、目標広告費用対効果への切り替えと、その1か月後の評価が予定されている。
切り替えの前に、キャンペーンごとの直近30日のコンバージョン数を確認します。検索キャンペーンとショッピング キャンペーンで目標広告費用対効果を使用するには、直近30日に15件以上のコンバージョンが必要です。ヘルプでは、成果を正確に評価するために、1か月以上の期間で30件以上(目標広告費用対効果の場合は50件以上)のコンバージョンを含めることが推奨されています。この件数から、評価の期間の開始から目安に達するまでの日数を求め、評価の時期を決めます。

目標広告費用対効果を使用する条件として数える件数には、コンバージョン値が0より大きいコンバージョンだけが含まれます。件数は[コンバージョン]列で確認します。この列に計上されるのは、[コンバージョン列に含める]を「はい」に設定したコンバージョン アクションの成果だけで、スマート自動入札もこの列に計上されるコンバージョンを学習に使用します(関連:Google広告のコンバージョン主要と副次の違い|購入以外が混ざると何が起きるか)。
B社の2つの検索キャンペーンで、直近30日の購入件数が「検索_指名」41件、「検索_商品の語」15件の場合(説明用の架空の数値)、どちらも目標広告費用対効果の条件を満たします。評価の期間の開始から目安に達するまでの日数を、50件÷(直近30日の件数÷30日)で求めると、「検索_指名」が約37日、「検索_商品の語」が100日です。評価の期間は、学習期間とコンバージョン サイクル1回分(B社の例では合わせて14日)の後に始まるため、切り替えた日から数えると約51日と114日になります。「検索_商品の語」は、切り替えの1か月後の時点では、件数が目安に達しないまま判断することになります。
件数が条件に満たない場合や、目安に達するまでの日数が長い場合は、現在の入札戦略を続けてコンバージョンを蓄積します。切り替える場合は、評価の期間を延ばすことを前提にします。ヘルプには、十分な過去のデータがない状態で「コンバージョン数の最大化」などを使用している場合に、「クリック数の最大化」または個別クリック単価に切り替えて、先にコンバージョン データを集める方法が示されています。目標広告費用対効果に切り替える場合は、その前に目標コンバージョン単価で入札し、4週間またはコンバージョン サイクル3回分(どちらか長い方)のコンバージョン値のデータを確保しておくことが推奨されています。
切り替え時の目標値と予算:目標コンバージョン単価の推奨値と、目標広告費用対効果の目標値の上限
目標コンバージョン単価から目標広告費用対効果への切り替えにあたり、過去の実績を上回る目標値の設定が検討されている。
目標広告費用対効果の目標値は、過去の実績のROASと同程度か、それより低く設定します(ヘルプの推奨)。本記事では、損益分岐のROASを下限、過去の実績を上限とする範囲で目標値を決めることを推奨します。「コンバージョン数の最大化」と「コンバージョン値の最大化」に切り替える場合は、1日の平均予算が全額使われることを前提に、その額を許容できるか確認します。

過去の実績のROASは、キャンペーンの表に[コンバージョン値 / 費用]の列を追加し、その値を100倍して求めます。目標コンバージョン単価から切り替える場合は、直近4週間のROAS(直近の、コンバージョン サイクルに当たる日数を除く)をもとに目標値を決めるよう、ヘルプに記載されています。
B社「検索_商品の語」における9月のROASは375%(150,000円÷40,000円×100)で、損益分岐のROASは約286%(1÷粗利率35%×100)です(費用・売上・粗利率は診断サンプルの値)。375%を超える目標値にすると、入札が抑えられて購入件数が減る可能性があり、286%を下回る目標値にすると、売上が増えても粗利で広告費を賄えなくなります。比較の章では、この範囲の中から目標値として350%を選んだ場合を例にします(説明用の架空の設定)。
目標コンバージョン単価では、過去のコンバージョン データがあるキャンペーンに推奨値が表示されます。この値は、直近30日の平均コンバージョン単価を、コンバージョン サイクルに合わせて調整したものです。目標値を変えた場合の成果は、直近7日のデータに基づくシミュレーションで推定できます(テストを実施中のキャンペーンなどでは使用できません)。
2026年8月17日に入札の動作が更新されました(8月27日に対象のすべてのアカウントで適用が完了)。ステータスが「予算による制限」のキャンペーンで目標コンバージョン単価や目標広告費用対効果を使用している場合、実績が目標値を上回っていても(コンバージョン単価の場合は下回っていても)、成果が目標値に近づくように配信されます。Google は目標値や予算を自動では調整しないため、現在の成果を維持する場合は、直近の実績に合わせて設定を見直します。
目標値を設定しない「コンバージョン数の最大化」と「コンバージョン値の最大化」は、1日の平均予算を使い切るように入札します。現在の費用が予算を大きく下回るキャンペーンでこれらの入札戦略に切り替えると、支出が大幅に増える可能性があります。1か月の請求額の上限の範囲内で、費用が1日の平均予算の2倍まで増える日があるため、ヘルプでは、1日の費用がその2倍になっても許容できる額に1日の平均予算を設定することが推奨されています。また、「コンバージョン数の最大化」では、デバイスの入札単価調整で-100%を設定している場合を除き、既存の入札単価調整は使用されません。
ポートフォリオ入札戦略に切り替える場合の制約:P-MAX・カスタムテスト・共有予算・入札戦略レポート
購入件数の少ない複数の検索キャンペーンを1つのポートフォリオ入札戦略にまとめたうえで、カスタムテストでの検証が予定されている。
ポートフォリオ入札戦略では、まとめた複数のキャンペーンに共通の目標値で入札単価が設定されます。P-MAX キャンペーンでは、ポートフォリオ入札戦略を利用できません。また、これを使用するキャンペーンは、カスタムテストの対象になりません。適用すると、ステータスは最大7日間「学習中」になることがあります。入札戦略レポートは、ポートフォリオ全体の単位で表示されます。

ポートフォリオ入札戦略は、[ツール]の[予算と入札単価]>[入札戦略]のプラスボタンから作成します。作成後は入札戦略の種類を変更できないため、別の種類にする場合は新たに作成し直します(例:目標コンバージョン単価から目標広告費用対効果への変更)。
最大化の入札戦略(クリック数・コンバージョン数・コンバージョン値)のキャンペーンが、ほかの入札戦略のキャンペーンと共有予算を使用していると、ステータスは「設定が不適切」になります。予算を共有するキャンペーンには、同一のポートフォリオ入札戦略を適用します。
ポートフォリオ入札戦略を使用するキャンペーンはカスタムテストの対象外のため、切り替えの効果をカスタムテストで検証する予定がある場合は、標準の入札戦略のまま実施します。また、目標値はまとめたキャンペーンに共通になるため、本記事では、ROASの水準が大きく異なるキャンペーンをまとめないことを推奨します。B社の9月のROAS(診断サンプルの値)は、「検索_指名」が約2,280%(売上410,000円÷費用18,000円×100)、「検索_商品の語」が375%です。2つを1つのポートフォリオ入札戦略にまとめて同じ目標値で入札すると、少なくとも一方のキャンペーンには適さない目標値になります。
入札戦略の学習期間:「学習中」の表示日数と、再び「学習中」になる変更
入札戦略を切り替えた翌週に、クリック単価の上昇を理由として、切り替え前の入札戦略に戻すことが検討されている。
入札戦略を切り替えると、ステータスは最大7日間「学習中」になることがあり、この間も広告は通常どおり配信されます。成果が新しい目標値に近づくまでには、コンバージョン サイクル1〜2回分の期間がかかります。その間、クリック数・クリック単価・クリック率などの二次的な指標は変動することがあるため、切り替えの翌週のクリック単価だけを根拠に、切り替え前の入札戦略に戻す判断はしません。

「学習中」の理由は、入札戦略のステータスにカーソルを合わせると表示されます。ヘルプには、その理由として、新しい戦略・設定の変更(入札戦略の設定の変更)・構成要素の変更・目標の変更が挙げられています。一方で、予算・目標値・クリエイティブ・ターゲティング設定の変更では「学習中」にならないとも記載されているため、どの設定が「設定の変更」に当たるかは、表示される理由で確認します。
ヘルプ「スマート自動入札の学習について」の「よくある質問」によると、アカウントに過去のコンバージョン データがある場合は、入札戦略を切り替えても、スマート自動入札はゼロから学習し直すのではなく、その傾向や、アカウント内の類似したキャンペーンの実績を使用します。
ヘルプには、「学習中」が7日を超えて続くことはないと記載されています。7日を超えて表示が続いている場合は、その間に構成要素の変更などが重なり、新たに「学習中」になっていないかを確認します。変更履歴を使って原因を特定する手順は、別の記事で解説しています(関連:Google広告の変更履歴で成果が変化した原因を探す手順|変化の要因と絞り込み)。
切り替え後の評価:入札戦略レポートでの平均目標との比較と、切り替え前の同じ日数の成果との比較
切り替え後2週間と切り替え前1か月の購入件数の比較で、切り替えの効果が判断されている。
切り替え後の評価では、次の2点を分けて確認します。1点目は、目標値どおりに入札できているかどうかです。入札戦略レポートで、実際のROAS(またはコンバージョン単価)を平均目標と比較します。2点目は、切り替え前より成果が増えたかどうかです。学習期間とその後のコンバージョン サイクル1〜2回分を除いた期間の成果を、切り替え前の同じ日数の成果と比較します。どちらも、完全なコンバージョン サイクル2回分以上を含む1か月以上の期間で、30件以上(目標広告費用対効果の場合は50件以上)のコンバージョンを対象に評価します。

入札戦略レポートは、[ツール]の[予算と入札単価]>[入札戦略]で、[入札戦略タイプ]列のリンクを選ぶと表示されます。レポートのスコアカードには入札戦略の種類ごとに関連する指標が表示され、目標コンバージョン単価の場合は[平均目標コンバージョン単価][実際のコンバージョン単価][コンバージョン数]を確認できます。ヘルプでは、評価の対象を入札戦略に関連する指標に絞り、クリック単価やインプレッション数などの二次的な指標は確認する必要がないとされています。
切り替え前後の成果は、キャンペーンの表で期間選択ツールの[比較]をオンにし、[カスタム]で同じ日数の期間を指定して比較します。切り替え後の比較期間は、学習期間が終わり、さらにコンバージョン サイクル1〜2回分が過ぎた日から始めます。期間の終了直後は、後日計上されるコンバージョンが含まれないため、コンバージョン数が実際より少なく表示されることがあります。そのため本記事では、期間の終了からコンバージョン サイクル1回分以上が経過してから数値を確認することを推奨します。
比較する期間には、セールの期間と計測に不具合があった日を含めないようにします。B社のアカウント全体の費用は、セールのある7月と11月に通常の月の2倍以上になります(診断サンプルの値)。タグの不具合などの日にデータの除外を設定しても、影響するのはスマート自動入札で使用されるデータだけで、レポートの数値は変わりません。そのため、不具合の日は比較の期間から除きます。ステータスが「予算による制限」で目標値を設定しているキャンペーンでは、2026年8月17日〜27日の入札動作の更新より前の期間と後の期間を比較しません。セールなどでコンバージョン率が一時的に大きく変わる見込みがある場合は、季節性の調整を使って、その見込みを事前にスマート自動入札に反映できます。
B社の「検索_商品の語」を、10月1日に目標コンバージョン単価から目標値350%の目標広告費用対効果に切り替えた場合の比較例を、次の表に示します。「学習中」の最大7日と、コンバージョン サイクル1回分の7日を合わせた14日間を除き、10月15日〜11月13日の30日間を、切り替え前の9月1日〜30日の30日間と比較しています。11月のセールは11月20日からとし、比較の期間に含めていません(日付と切り替え後の数値は説明用の架空の設定)。
| 指標 | 切り替え前(9月1日〜30日) | 切り替え後(10月15日〜11月13日) | 変化 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 40,000円 | 44,000円 | +4,000円(+10%) |
| 売上(コンバージョン値) | 150,000円 | 162,000円 | +12,000円(+8%) |
| 購入件数 | 15件 | 17件 | +2件(+13%) |
| ROAS | 375% | 368% | −7ポイント |
| 粗利から広告費を引いた額 | 12,500円 | 12,700円 | +200円(+2%) |
| 切り替え前の費用・売上と粗利率35%は診断サンプルの値で、購入件数と切り替え後の数値は説明用の架空の数値である。粗利は、売上に粗利率を掛けて求めた。 | |||
実際のROAS 368%は、平均目標の350%と損益分岐のROAS約286%を上回っています。一方、売上は8%増えたものの、粗利から広告費を引いた額はほぼ変わっていません。また、購入件数は17件で、評価の目安である50件に達していません。この件数では、目標値どおりに入札できているかどうかも、2件の差が切り替えによるものか期間ごとの変動によるものかも判断できないため、どちらの点も評価の期間を延ばしてから判断します。同じ期間のトラフィックを分けて切り替えの効果を検証する方法は、別の記事で解説しています(関連:Google広告のABテスト|テスト機能の種類と分割方法、信頼区間による結果の判定)。
- Google 広告 ヘルプ「スマート自動入札のパフォーマンスを測定する際のヒント」
- Google 広告 ヘルプ「自動入札戦略の入札戦略レポート」
- Google 広告 ヘルプ「広告のパフォーマンスの推移を比較してトラッキングする」
- Google 広告 ヘルプ「「目標アクション単価」入札戦略について」
- Google 広告 ヘルプ「ユーザーがコンバージョンに至るまでにかかった時間を確認する」
- Google 広告 ヘルプ「データの除外について」
- Google 広告 ヘルプ「スマート自動入札について」
- Google 広告 ヘルプ「スマート自動入札の学習について」
- Google 広告 ヘルプ「目標値ベースの入札戦略への変更に関するよくある質問」
- Google 広告 ヘルプ「入札戦略レポートを表示する方法」
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入札戦略の切り替え先と目標値の判断や、切り替え後の比較に充てる時間を社内で確保できない場合は、TAMKOのGoogle広告アカウント診断を利用する方法もあります。
切り替えを判断する材料が必要か、入札戦略の見直しを含む運用まで委託するかで、診断とお試し運用のいずれかを選ぶ
入札戦略の切り替えの判断や、切り替え後の比較に充てる時間を社内で確保できない場合
- 切り替える前に、キャンペーンごとの成果と、それに基づく判断の材料が必要Google広告アカウント診断無料(毎月2社まで)
- 入札戦略の見直しを含む運用を委託するお試し運用1施策から、1か月・5万円(税別)
アカウント診断の料金は無料です(毎月2社まで)。診断では、検索広告・P-MAX・YouTube・ディスプレイ・ショッピングまでキャンペーンの種類ごとに確認し、続けてよいか・やめるべきものはあるか・広告で伸ばせるかに根拠を添えて答えます。予算を決める方向けのエグゼクティブサマリー・運用する方向けの調査報告書・分析の明細(Excel)・オンラインの説明会1回をお渡しします。
入札戦略の見直しを含む運用を委託する場合は、お試し運用をご利用いただけます。Google広告を1施策から、1か月・5万円(税別)でお預かりします。期間は1か月で終了し、自動では続きません。
よくある質問(FAQ)
Q01Google広告の入札戦略を変更すると、学習はリセットされますか?
ゼロからの学習にはなりません。ヘルプによると、アカウントに過去のコンバージョン データがある場合は、入札戦略を切り替えても、その傾向や類似したキャンペーンの実績を使用して入札が行われます。
Q02「学習中」はいつまで続きますか?
最大7日間です(ヘルプの記載)。
Q03目標コンバージョン単価と「コンバージョン数の最大化」の違いは何ですか?
目標値を設定するかどうかの違いです。「コンバージョン数の最大化」は1日の平均予算を使い切るように入札し、目標コンバージョン単価は平均コンバージョン単価が目標値になるように入札します。
Q04切り替えた後に1日の平均予算を変更すると、再び「学習中」になりますか?
なりません。1日の平均予算の変更は、次のオークションから反映されます。
ヘルプでは、予算を大幅に変更した後は、コンバージョン サイクル1〜2回分の期間を置いてから、次の調整を行うことが推奨されています。
Q05P-MAX キャンペーンでポートフォリオ入札戦略を使用できますか?
使用できません。P-MAX キャンペーンには、それぞれ標準の入札戦略を設定します。
Google広告の入札戦略の変更は、変更前にコンバージョン数と目標値を確認し、学習期間などを除いた実績で評価する|まとめ
Google広告の入札戦略を切り替える前に、キャンペーンごとの直近30日のコンバージョン数から評価の目安に達するまでの日数を求め、目標値を、損益分岐のROASから過去の実績までの範囲で決めます。ポートフォリオ入札戦略にする場合は、カスタムテストの対象外になる点と、レポートの単位を確認します。切り替えた後は、学習期間とその後のコンバージョン サイクル1〜2回分を除き、入札戦略レポートの実績を平均目標と照らし合わせ、切り替え前の同じ日数の成果と比較します。
この記事のポイント
- 2026年6月から、検索キャンペーンでは、目標値を設定した「コンバージョン数の最大化」は目標コンバージョン単価、「コンバージョン値の最大化」は目標広告費用対効果の名称で表示される(入札の動作は同じ)。
- 切り替える前に、直近30日のコンバージョン数から、評価の目安(1か月以上の期間で30件以上、目標広告費用対効果の場合は50件以上)に達するまでの日数を求める。
- 目標広告費用対効果の目標値は、損益分岐のROAS以上、過去の実績以下の範囲で設定する。
- ポートフォリオ入札戦略は、P-MAX キャンペーンで使用できず、カスタムテストの対象外である。入札戦略レポートはポートフォリオ全体の単位で表示される。
- 「学習中」の表示は最大7日間だが、成果が新しい目標値に近づくまでにはコンバージョン サイクル1〜2回分の期間がかかる。
- 切り替え後は、入札戦略レポートで実績を平均目標と照らし合わせ、学習期間とその後のコンバージョン サイクル、セールの期間、計測に不具合があった日を除いた同じ日数で、切り替え前の成果と比較する。
