Amazonのスポンサーブランド広告でカスタム画像を差し替えた効果は、審査の期間を除いた前後4週間のクリック率を変動の幅で比較し、購入率とACOSを確認して判定する
Amazonのスポンサーブランド広告でカスタム画像を差し替えた場合に、前後の期間の区切り方と比較する指標が明確でないため、担当者が効果を判断できないことがあります。
診断サンプルのK社(キッチン用品メーカー、ブランド名「ケイライフ」。いずれも架空)は、自社ブランド名を含まないキーワード(以下、一般語)を対象とするスポンサーブランド広告キャンペーン(12か月の広告費765,344円、売上3,244,704円)で、コレクションの広告のカスタム画像を差し替えたものとします。差し替えの前後28日間ずつの実績(説明用の架空の数値)は、クリック率が0.70%から0.85%、ACOS(広告費売上高比率。広告費÷広告経由の売上)が18.2%から19.3%です。クリック率とACOSの変化だけでは、新しい画像の使用を継続するか、以前の画像に戻すかを判断できません。
この記事では、カスタム画像の差し替えの前後で成果を比較する手順を、事前にそろえる条件、審査による配信開始の遅れを除いた期間の取り方、確認する指標と変動の幅、新しい画像の使用を継続するかの判断の順に整理します。カスタム画像・審査・レポートに関する記述は、2026年10月30日にAmazon Adsの公式ヘルプとガイドで確認した内容にもとづきます。
対象読者は、Amazonに自社ブランドの商品を出品し、スポンサーブランド広告のコレクションでカスタム画像を使用している担当者です。
TAMKOは、Amazon広告のアカウント診断で、広告の種類ごとのACOSと日ごとの実績を確認しています。以下では、カスタム画像の差し替えの前後を比較する方法を、診断で用いている手順にもとづいて解説します。
【結論】Amazon広告のカスタム画像の差し替えの効果は、審査の期間を除いた前後4週間のクリック率で判定する
カスタム画像は広告がクリックされる前に表示されるため、差し替えの効果は主にクリック率に表れます。画像だけを差し替え、提出日の前日までの28日間(以下、前の期間)と、配信開始を確認した後の28日間(以下、後の期間)の実績を比較し、その間の期間(以下、審査の期間)は比較から除きます。クリック率は後の期間が終了した時点で比較し、購入率とACOSは後の期間の終了日から14日以上経過してから比較して、新しい画像の使用を継続するかを判断します。

損益分岐ACOSは、販売価格から原価・Amazonの販売手数料・配送費などを差し引いた後の利益率をもとに算出します(詳しくは「Amazon広告のTACOSとは?損益分岐ACOSでキャンペーンを種類ごとに仕分ける方法」で解説しています)。K社については、この利益率を35%と仮定し、損益分岐ACOSを35%とします(診断サンプルの値)。
動画とコレクションのように、フォーマットが異なる広告を比較する手順は、「Amazon広告の動画は続けるべきか?コレクションと同じ検索語句で比較する手順」で解説しています。この記事では、同じコレクションの広告で、カスタム画像だけを差し替えた場合を扱います。
カスタム画像(スポンサーブランド広告)とは:表示される広告の種類、差し替えの方法と審査
スポンサーブランド広告で、コレクションの広告のカスタム画像を新しい画像に差し替える予定である。
カスタム画像を差し替えた前後を比較する場合は、既存の広告を編集するより、同じ広告グループに新しい画像の広告を追加する方法が適しています。どちらの場合も、新しい画像は審査を経て配信されます。

公式ヘルプ「スポンサーブランド広告を理解する」によると、スポンサーブランド広告はAmazonブランド登録を済ませた大口出品者などが利用でき、広告主は広告の作成時にブランド名・ロゴ・見出し・画像を追加します。公式ガイド「スポンサーブランド広告完全ガイド」では、スポンサーブランド広告コレクションの広告フォーマットについて、ライフスタイル画像(ブランドを象徴する画像や、商品を使用している場面を紹介する画像など)とともに、複数の商品を宣伝できるとされています。この記事では、従来の商品コレクションと後継のスポンサーブランド広告コレクションをまとめて、コレクションと呼びます。
公式ヘルプ「キャンペーンを編集する」では、スポンサーブランド広告の場合、「クリエイティブ」タブの「クリエイティブの編集」から商品・広告見出し・ロゴを編集できるとされています。公式ヘルプ「広告グループ」によると、1つの広告グループに複数の広告を作成でき、それぞれに異なるASIN・見出し・カスタム画像(公式ヘルプではライフスタイル画像)などを含められます。既存の広告の編集でカスタム画像を差し替えられるかは、管理画面で確認してください。前後の比較には、新しい画像の広告を同じ広告グループに追加し、配信の開始を確認してから以前の広告を一時停止する方法が適しています。
審査について、公式ヘルプ「スポンサーブランド広告の審査」は結果を3営業日以内に通知するとし、公式ガイドは72時間以内に行うとしています。公式ヘルプ「広告コンテンツモデレーション」によると、2026年2月から、広告の承認時と審査中のメール通知は送信されなくなりました。広告のステータスは管理画面で確認します(反映は通常24時間以内、最長で3営業日)。画像については、クリエイティブアセットの画面から、スポンサーブランド広告での使用に向けた審査を事前にリクエストできます(公式ヘルプ「クリエイティブアセットの作成と管理」)。
比較の前にそろえる条件:画像以外の要素・コレクションの移行・掲載枠の構成・除外する日
カスタム画像の差し替えと同じ週に、見出しとキーワードの入札額も変更した。
前後の差を画像の効果とみなせるように、画像以外の要素は変更しません。すでに変更した場合は、変更を元に戻してから比較をやり直します。そのうえで、比較の期間がコレクションの移行の期間と重ならないこと、掲載枠の構成が前後で大きく変わっていないことを確認し、大型セールの期間・在庫切れの日・予算超過の日を比較から除きます。

公式ガイド「スポンサーブランド広告完全ガイド」は、クリエイティブの要素のテストとして、キャンペーンを複製して1回につき1つの変数を変更する方法を挙げ、比較の対象の例にカスタム画像も含めています。前後の比較も同じ考え方で、前の期間の開始日から後の期間の終了日までは、図に示した画像以外の要素を変更しません。
コレクションは、2026年に仕様が変わりました。公式ヘルプ「商品コレクションからスポンサーブランド広告コレクションへの移行」によると、従来の商品コレクションは2027年2月以降サポートされなくなり、後継のスポンサーブランド広告コレクションの広告(以下、後継の広告)を開始してからの4週間は、新旧の広告が同時に掲載されます。Amazonが推奨する後継の広告では、見出しに自動生成されたタイトルが使われます。移行では見出しと掲載される広告が変わるため、移行とカスタム画像の差し替えは同じ時期に行わず、新旧の広告が同時に掲載される4週間は比較の期間に含めません。
公式ヘルプ「スポンサーブランド広告のキャンペーン広告枠レポート」では、掲載枠は「検索の先頭」(検索結果ページの上部)と「その他の掲載枠」に分けて集計されます。掲載枠ごとにクリック率が異なる場合、検索の先頭のインプレッション数の割合が前後で大きく変動すると、画像が同じでも全体のクリック率が変わります。このレポートはキャンペーン単位のため、同じキャンペーンに動画などのほかの広告グループがある場合は、統合レポートで「広告名」と「掲載枠の分類」のディメンション(いずれもスポンサーブランド広告が対象。公式ヘルプ「ディメンション」)を指定します。2つを組み合わせて出力できるかは、レポートの作成画面で確認してください。
大型セールの期間はお客様の購買行動が通常時と異なる可能性があり、掲載する商品の在庫切れの日は購入率に影響し、日予算に到達して配信が停止した日(ステータスは予算超過)はインプレッション数が制限されるため、いずれも比較から除きます。K社の例では、比較の期間に大型セール・在庫切れの日・予算超過の日は含まれず、K社のコレクションの広告は従来の商品コレクションで、移行も行っていないものとします(説明用の前提)。
比較する期間:審査の期間を除き、前後4週間ずつとして、14日以上経過してから判断する
新しい画像の広告を月曜日に審査に提出したが、その画像の配信が始まった日を記録していない。
審査の期間には、表示された画像を特定できない日や、新旧の広告が同時に配信された日が含まれるため、比較から除きます。前の期間と後の期間は28日間ずつとして曜日の構成をそろえ、後の期間の終了日から14日以上経過してから、新しい画像の使用を継続するかを判断します。

新しい画像の広告は、審査で承認されるまで配信されません。2026年2月以降は承認時のメール通知がないため(公式ヘルプ「広告コンテンツモデレーション」)、新しい画像の配信開始は、管理画面の広告のステータス(公式ヘルプ「広告ステータスに関するトラブルシューティング」)と、広告名ごとの日別のインプレッション数で確認します。
既存の広告を編集した場合は、審査中にどちらの画像が表示されたかを、日別の実績から判別できません。新しい広告を追加した場合も、新旧の広告が同時に配信された日があります。そのため、後の期間は、配信開始を確認した日の翌日以降で、前の期間の初日と同じ曜日から始め、提出日から後の期間の開始日の前日までを審査の期間として比較から除きます。K社の例(説明用の架空の日程)では、月曜日に新しい画像の広告を追加して審査に提出し、水曜日にそのステータスが配信中であることを確認した時点で、以前の広告を一時停止したものとします。審査の期間は提出日の月曜日からその週の日曜日までの7日間で、前の期間と後の期間はどちらも月曜日から始まる28日間です。
公式ヘルプ「広告キャンペーンのアトリビューション」によると、スポンサーブランド広告の売上には、広告のクリック(vCPMのキャンペーンでは閲覧を含む)から14日間の購入額が含まれ、そのクリックなどが発生した日付で計上されます。この売上は、ルックバックウィンドウが終了するまで確定しません。インプレッション数とクリック数はアトリビューションの指標ではないため、クリック率は後の期間が終了した時点で算出できます。売上・注文数・購入率・ACOSは、後の期間の終了日から14日以上経過してから確認します。スポンサーブランド広告とスポンサープロダクト広告の計上期間の違い(14日間と7日間)は、「スポンサーブランド広告とは?スポンサープロダクト広告とACOSを比較する手順」で解説しています。
キャンペーンレポートとキャンペーン広告枠レポートで取得できるのは過去90日間のデータのため(公式ヘルプの各レポートのページ)、比較の期間の延長に備えて、提出日に、その前日までの8週間分のレポートを保存します。
需要の季節変動の影響は、差し替えた広告グループのクリック率の変化を、同じ期間に設定を変更していない広告グループのクリック率の変化と比較して確認します。K社の例では、同じキャンペーンの動画の広告グループのクリック率は、前後とも0.65%で変わっていません(説明用の架空の数値)。設定を据え置いたキャンペーン(または広告グループ)の変化率から、変更しなかった場合の指標の見込みを算出する方法は、「Amazon広告の入札戦略はどれを選ぶ?掲載枠の実績と切り替え前後の比較で決める方法」で解説しています。
比較する指標:クリック率を中心に、購入率・ACOSとあわせて変動の幅で確認する
カスタム画像の差し替え後にクリック率は上昇したが、ACOSはほとんど変わっていない。
クリック率はACOSの算出式に含まれないため、新しい画像でクリック率が上昇しても、ACOSが変わらないことがあります。クリック率・購入率・ACOSの3つを、クリック数と注文数から算出した変動の幅で比較し、差し替えの効果はクリック率で判定します。

| 指標 | 前の期間 | 後の期間 | 変動の幅の重なり |
|---|---|---|---|
| インプレッション数 | 60,000回 | 62,000回 | — |
| クリック数 | 420回 | 527回 | — |
| クリック率 | 0.70%(0.67〜0.73%) | 0.85%(0.81〜0.89%) | 重ならない |
| クリック単価(CPC) | 81円 | 83円 | — |
| 注文数 | 52件(45〜59件) | 63件(55〜71件) | 重なる |
| 購入率 | 12.4%(10.7〜14.1%) | 12.0%(10.4〜13.5%) | 重なる |
| 広告費 | 34,020円 | 43,741円 | — |
| 売上 | 187,200円 | 226,800円 | — |
| ACOS | 18.2%(15.7〜20.7%) | 19.3%(16.9〜21.7%) | 重なる |
ACOSは、クリック単価(CPC)÷(購入率×注文1件あたりの売上)に分解できます。この式にクリック率は含まれません。新しい画像でクリック率が上昇し、購入率・CPC・注文1件あたりの売上が一定であれば、ACOSは変わらず、クリック数と注文数が増加します。
公式ガイド「スポンサーブランド広告完全ガイド」も、パフォーマンスの測定方法として、インプレッション数とクリックスルー率(CTR。この記事のクリック率)の確認を挙げています。目標が「ブランドインプレッションシェアの拡大」のキャンペーン(vCPM)の場合は、閲覧数に対するクリック率(vCTR)とクリックによる売上を用いて比較します(K社の例は、クリック課金のキャンペーンとします)。新しい画像によって商品への関心が低いお客様のクリックが増えると、クリック率は高まっても購入率(注文÷クリック)は低下し、ACOSが上昇します。
クリック率・購入率・ACOSは、件数の偶然の増減によって変動します。この記事では、クリック率±クリック率÷√クリック数、購入率±購入率÷√注文数、ACOS±ACOS÷√注文数を、それぞれの変動の幅の目安とします(根拠は「Amazon広告の掲載枠とは?入札額の引き上げ率を掲載枠ごとのACOSと注文数で決める方法」の「掲載枠ごとのACOSの差の有無は、注文数による変動の幅と比較して判断する」の章で解説しています)。前後の変動の幅が重ならずに値が上がった場合を「上昇した」、下がった場合を「低下した」、幅が重なる場合を「差がない」と呼びます。変動の幅は、端数処理前の値から算出しています。
K社の例(説明用の架空の数値)では、後の期間のインプレッション数は約3.3%増加し、クリック率は0.70%から0.85%に上昇しました(変動の幅は重なりません)。前の期間のクリック率のままであれば、後の期間のクリック数は約434回(62,000回×0.70%)となり、実績の527回との差である約93回が、クリック率の上昇による増加分です。購入率は12.4%から12.0%に下がりましたが、変動の幅が重なるため差がない区分に入り、ACOS(18.2%と19.3%)も変動の幅が重なります。注文数は52件から63件に増加しましたが、注文数±√注文数で算出した幅(約45〜59件と約55〜71件)が重なるため、この増加は偶然による増減と区別できません。
新しいカスタム画像の使用を継続するかの判断:クリック率と購入率の変化で状況を4つに分ける
新しいカスタム画像でクリック率は上昇したが、購入率が低下している。
新しい画像の使用を継続するかは、クリック率と購入率の変化の組み合わせで決めます。クリック率が上昇し、購入率に差がない場合は、新しい画像の使用を継続します。クリック率が上昇し、購入率が低下した場合は、後の期間のACOSを損益分岐ACOSと比較して判断します。K社の例は、新しい画像の使用を継続する区分に当たります。

クリック率が上昇し、購入率に差がない場合は新しい画像の使用を継続する
K社の例では、クリック率は上昇し、購入率には差が認められないため、新しい画像の使用を継続します。後の期間のACOSは変動の幅の上限でも21.7%で、損益分岐ACOSの35%を下回るため、入札額などを見直す必要もありません。前後の差額は広告費が9,721円、売上が39,600円で、増加分のACOS(広告費の差額÷売上の差額)は約24.5%となり、損益分岐ACOSを下回ります。ただし、注文の増加は偶然による増減と区別できないため、この売上の差額は画像の効果とは断定しません。注文の増加が画像によるものかを見極める場合は、前の期間と後の期間をそれぞれ8週間に延長し(前の期間は提出日に保存したレポートを使う)、注文数の変動の幅をあらためて確認します。
クリック率が上昇し、購入率が低下した場合は、ACOSを損益分岐ACOSと比較する
後の期間のACOSの変動の幅を、損益分岐ACOSと比較します。幅が損益分岐ACOSを含む場合は、比較の期間を延長し、注文が十分に蓄積してから判断します。幅の上限が損益分岐ACOSを下回り、注文数が増加している場合は新しい画像の使用を継続し、それ以外の場合は以前の画像に戻します。
クリック率に差がなく購入率が低下した場合と、クリック率が低下した場合は、以前の画像に戻す
この2つの場合は、新しい画像によってクリック率が改善していないため、一時停止した以前の広告を再開するなどして、以前の画像に戻します。
クリック率と購入率に差がない場合は、期間を延長するか、2つの広告を同時に配信して比較する
前の期間と後の期間を延長するか、一時停止した以前の広告を再開し(既存の広告を編集した場合は、以前の画像の広告を作成し)、2つの広告を同じ期間に配信して比較します。2つの広告のインプレッション数を確認し、一方が少ない場合は、その広告のクリックが十分に蓄積するまで期間を延長します。
TAMKOのAmazon広告アカウント診断で確認すること
TAMKOのAmazon広告アカウント診断では、この記事の手順に関わる項目として、次の内容を確認しています。

TAMKOは診断ページに、「いまの使い方で続けてよいか。やめるべきものはあるか。広告で伸ばせるか。」「配信と売上の記録をもとに、根拠を添えてお答えします。」と記載しています。料金は、診断・報告書・説明会まで無料(毎月2社まで)です。
詳しくは、診断ページをご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q01カスタム画像を差し替えてから、何日後に効果を判定できますか?
K社の例(審査の期間7日間・後の期間28日間)では、クリック率は提出日から5週間後、売上・注文数・購入率・ACOSは提出日から7週間後以降に確認できます。
スポンサーブランド広告の売上には、広告のクリックから14日間の購入額が含まれ、クリックの日付で計上されるためです。審査の期間の日数は、審査の状況と曜日によって変わります。
Q02カスタム画像の要件(サイズなど)はどこで確認できますか?
サイズなどの入稿の要件は、広告の作成画面の表示で確認します。
公式ガイド「スポンサーブランド広告完全ガイド」には、例として、ブランドを象徴する画像や、商品を使用している場面を紹介する画像が挙げられています。公式ヘルプ「スポンサーブランド広告の審査」には、見出し・ブランドロゴ・動画に関する主なポリシーが記載されています。
Q03スポンサーブランド広告のクリエイティブを比較するテストの方法はありますか?
公式ガイド「スポンサーブランド広告完全ガイド」は、キャンペーンを複製し、1回につき1つの変数を変更して2つのバージョンを比較する方法を示しています。
同じ広告グループに複数の広告を作成して比較することもできます。クリエイティブを比較する専用の機能の有無は、管理画面で確認してください。
カスタム画像の差し替えの効果は、審査の期間を除いた前後4週間のクリック率で判定し、新しい画像の使用を継続するかはクリック率と購入率の変化で判断する|まとめ
カスタム画像の差し替えの効果は、主にクリック率に表れます。画像以外の要素を変更せず、差し替えの時期をコレクションの移行の期間と重ねないようにしたうえで、審査の期間を除いて前後4週間ずつの実績を比較します。クリック率が上昇し、購入率に差がない場合は、新しい画像の使用を継続します。クリック率が上昇し、購入率が低下した場合は、ACOSを損益分岐ACOSと比較して判断します。
この記事のポイント
- カスタム画像の差し替えの効果は主にクリック率に表れ、クリック率はACOSの算出式に含まれない。
- 画像以外の要素(見出し・ロゴ・掲載する商品・入札額・日予算など)は変更せず、差し替えの時期はコレクションの移行の期間とも重ねない。
- 提出日から後の期間の開始日の前日まで(審査の期間)は比較から除き、配信開始は広告のステータスと日別のインプレッション数で確認する。
- 前の期間と後の期間は28日間ずつとして曜日の構成をそろえ、売上・注文数・購入率・ACOSは後の期間の終了日から14日以上経過してから確認する。
- クリック率・購入率・ACOSは変動の幅で比較し、クリック率が上昇して購入率に差がない場合は、新しい画像の使用を継続する。
- クリック率と購入率に差がない場合は、期間を延長するか、同じ広告グループで2つの広告を同時に配信して比較する。