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P-MAX

P-MAXのオーディエンス シグナルの効果は、キャンペーン全体の成果と変更前後の比較で判断し、オーディエンス分析の[シグナル][最適化]のラベルでコンバージョンの内訳を確認する

P-MAXのアセット グループにオーディエンス シグナルを設定した後、そのシグナルが成果に寄与しているかどうかを、どの画面で確認していますか。

Google広告アカウント診断の報告書サンプルの架空の会社であるB社(アウトドア用品のEC)では、新商品の立ち上げを目的とするP-MAXキャンペーン「P-MAX_ポータブル電源」の9月の費用が5万円、購入による売上が7万円で、ROAS(広告費用対効果)は1.4です。このROASは、B社の粗利率35%から求めた黒字化に必要なROASの目安(2.9)を下回っています。このキャンペーンでオーディエンス シグナルを使用していると仮定した場合、この差の原因がシグナルの内容にあるのか、ほかの設定や商品の需要にあるのかは、この値だけでは判断できません。

本記事では、オーディエンス シグナルを設定した後に、その効果を確認する手順を整理します。[分析情報]ページの[オーディエンス分析]カードの読み方、オーディエンス分析だけではシグナルの効果を判断できない理由、シグナルを変更する場合の変更前後の比較方法、シグナルの代わりに配信先を限定する設定を扱い、シグナルの種類は必要な範囲に限って説明します。

本記事の対象読者は、P-MAXを内製で運用している方と、外部に委託したうえで配信方針を社内で決定している方です。オーディエンス シグナルについては、次の3つの場面が多く見られます。

TAMKOはGoogle広告アカウント診断を提供しています。以下では、その立場から、Google広告の管理画面で確認する箇所を中心に解説します。

【結論】P-MAXのオーディエンス シグナルの効果は、キャンペーン全体の成果と変更前後の比較で判断し、オーディエンス分析で内訳を確認する

オーディエンス シグナルは、配信先を限定する設定ではなく、Google AI が配信先を推定する際の手がかりとなる情報です。そのため、シグナルの効果の評価はセグメント単位から始めず、まずキャンペーン全体のコンバージョン単価やROASで行います。次に、[分析情報]ページの[オーディエンス分析]カードで、シグナルとして設定したセグメントにコンバージョンが発生しているかを確認します。シグナルを変更した場合は、シグナルが機械学習モデルに統合されるまでの期間(以下「統合期間」)を除いて、変更前後の成果を比較します。

P-MAXのオーディエンス シグナルの効果を検証する3つの手順:キャンペーン全体の成果を目標や黒字化に必要なROASの目安と比較する、オーディエンス分析でシグナルとして設定したセグメントのコンバージョンを確認する、シグナルの変更前後の成果を比較する
手順1と手順3は[キャンペーン]ページの表(手順3は変更履歴も)で、手順2は[分析情報]ページで行う。

オーディエンス分析は、コンバージョンに至ったユーザーの内訳を示すカードであり、シグナルによる成果の増加分は表示されません。シグナルの効果の判断基準はキャンペーン全体の成果とし、このカードは内訳の確認に使います。

P-MAXのオーディエンス シグナルとは:配信先を限定せず、見込み顧客の特徴を Google AI に提供する情報

よくある場面

オーディエンス シグナルを設定したアセット グループで、シグナルに含めていないユーザーにも広告が配信されている。

P-MAXのオーディエンス シグナルは、厳密なターゲティング条件ではありません。Google広告 ヘルプ(以下「ヘルプ」)によると、そのユーザーへの配信がキャンペーン目標の達成に役立つと Google AI が予測した場合は、シグナルに含めていないユーザーにも広告が配信される可能性があります。この配信は、設定の誤りではなく仕様どおりの動作です。

Google広告のオーディエンス セグメントとP-MAXのオーディエンス シグナルの違い:前者はターゲティングの条件、後者は配信先を限定せず、見込み顧客の特徴を示す情報
ヘルプによると、オーディエンス シグナルの追加は任意だが、使用するとモデルの学習効率が向上する。

ヘルプでは、オーディエンス シグナルを、選択した目標に応じた最適化のために、オーディエンスの候補を追加する機能と説明しています。シグナルは通常アセット グループ単位で適用されるため、同じキャンペーンの中でもグループごとに異なる内容を設定できます。シグナルに設定できる内容は次の4種類です。

種類内容
自社データ(データ セグメント)ウェブサイト訪問者・アプリユーザー・動画視聴者の各リストと、顧客リスト(カスタマー マッチ)
カスタム セグメント自社の商品・サービスと関連性の高いキーワード、URL、アプリ。ヘルプでは、機械学習を強化する方法として、検索語句ベースのカスタム セグメントが挙げられている
ユーザー属性シグナルとして指定するオーディエンスを、ユーザー属性で絞り込む
追加のオーディエンス セグメント詳しいユーザー属性、ライフイベント、アフィニティ カテゴリ、購買意向の強いオーディエンス

カスタム セグメントでは、キーワードの解釈を「Google でこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー」に設定すると、指定したキーワードとその類似語句を Google のサービスで検索したユーザーがセグメントの対象になります。自社商品の比較に使われる語句は、指定するキーワードとして適しています。

P-MAXには、オーディエンス シグナルとは別に「検索テーマ」という設定もあります。検索テーマはオーディエンスではなく検索語句に関する設定のため、本記事では扱いません。

オーディエンス分析の読み方:[シグナル]と[最適化]のラベル、コンバージョン数のシェア、インデックス

よくある場面

[分析情報]ページの[オーディエンス分析]カードに、オーディエンス シグナルとして設定したセグメントが表示されていない。

オーディエンス分析の[シグナル]ラベルは、オーディエンス シグナルとして設定したセグメントでコンバージョンが発生していることを示します。[最適化]ラベルは、Google AI が新たに特定したセグメントに付きます。最適化されたターゲティングや自動入札などを使用している場合は成果上位のセグメントのみが一覧に載るため、シグナルとして設定したセグメントが見当たらないことだけでは、そのセグメントでコンバージョンが発生していないとは判断できません。

P-MAXのオーディエンス分析の読み方の例:[シグナル]と[最適化]のラベルが付いた各セグメントの、コンバージョン数のシェアとインデックス(説明用の架空の数字)
B社(診断の報告書サンプルの架空の会社)の「P-MAX_ポータブル電源」を想定した例。数字とセグメント名は、いずれも説明用の架空のもの。

この分析は、[分析情報]ページの[オーディエンス分析]カードで確認します。ヘルプでは、オーディエンス分析を、広告を見てコンバージョンに至ったユーザー グループの特徴・興味や関心・行動を把握するための分析情報と説明しています。[オーディエンス分析]カードの表にある各項目の定義は、次のとおりです。

項目定義
オーディエンス セグメントセグメントの名前。[シグナル]または[最適化]のラベルが付く場合がある
タイプ購買意向の強いオーディエンス、アフィニティ カテゴリ、詳しいユーザー属性、ライフイベントなど、セグメントが属する種類
コンバージョン数のシェアキャンペーンのコンバージョン全体に占める、そのオーディエンス セグメントから発生したコンバージョンの割合
インデックス残りのターゲット母集団のコンバージョン率に対する、各セグメントのコンバージョン率の比率

上の横棒グラフの例(説明用の架空の数字)では、シグナルとして設定した2つのセグメントが上位を占め、コンバージョン数のシェアは合計50%です。「ポータブル電源 比較」を検索したユーザーのカスタム セグメントはインデックスが2.4で、残りのターゲット母集団と比べてコンバージョン率が2.4倍です。この場合、シグナルで指定した顧客像と、実際にコンバージョンに至ったユーザーの特徴は一致していると解釈できます。一方で、[最適化]ラベルの付いた3つのセグメントもシェアが合計35%を占めており、シグナルに含めていない層からもコンバージョンが発生しています。

シグナルとして設定したセグメントが表示されない場合

オーディエンス分析を含む分析情報は、アカウントやキャンペーンによっては表示されない場合があります。[オーディエンス分析]カードがあっても、シグナルとして設定したセグメントが一覧の上位にない場合は、そのセグメントのコンバージョンが掲載されたセグメントより少ない可能性があります。この場合も、シグナルを削除するかどうかは、「オーディエンス シグナルを変更するかどうかの判断」の章のとおり、キャンペーン全体の成果で判断します。

[最適化]ラベルの付いたセグメントの活用方法

ヘルプでは、[最適化]ラベルの付いたセグメントを確認し、幅広いビジネス戦略に活かすことが勧められています。活用方法として、アセットの訴求の見直しや、ほかのキャンペーンでの利用が挙げられます。

そのほかに確認できる分析情報

P-MAXなどのキャンペーンでは、各アセットへの関心が高いセグメントを一覧にした「アセット オーディエンス分析」が表示される場合もあります。また、入札戦略レポートの[上位のシグナル](入札単価の最適化に使われている要素で、オーディエンス シグナルとは別のもの)では、デバイスタイプ、地域、リマーケティング リスト(ウェブサイト訪問者のリストなど)、カスタマー マッチ リスト(顧客リスト)などを確認できます。ただし、[上位のシグナル]は、キャンペーンの種類やコンバージョン数によっては表示されない場合があります。

オーディエンス分析だけではシグナルの効果を判断できない理由

よくある場面

担当者が、顧客リストを設定したセグメントのインデックスの高さを根拠に、シグナルに効果があると判断している。

インデックスの高さや[シグナル]ラベルが示すのは、設定したセグメントでコンバージョンが発生しやすいことや、発生した事実であり、シグナルの設定によるコンバージョンの増加ではありません。シグナルの効果は、キャンペーン全体の成果と、変更前後の比較で判断します。

P-MAXのオーディエンス分析で確認できる範囲の対比:シグナルとして設定したセグメントでコンバージョンが発生したかは分かるが、シグナルの設定によって増加したコンバージョンの数は対象外
シグナルによるコンバージョンの増加分は、キャンペーン全体の成果と変更前後の比較で推定する。セグメントごとの費用とROASは、オーディエンス分析では確認できない。

オーディエンス分析だけでシグナルの効果を判断できない理由は2点あります。

1点目は、自社データのセグメントのインデックスが高くなりやすいことです。ウェブサイト訪問者のリストや顧客リストは、購入意向の強いユーザーを多く含むため、シグナルの有無にかかわらず、コンバージョン率が上がりやすい傾向があります。インデックスの高さは、そのセグメントのユーザーがコンバージョンに至りやすいことの表れですが、シグナルがコンバージョンを増加させたことまでは示しません。新規顧客と既存顧客を区別して集計する方法は、「P-MAXの新規顧客の獲得とは?新規と既存の判定方法と「新規のみ」の注意点」で解説しています。

2点目は、前述の項目の定義のとおり、オーディエンス分析の表に費用の項目がないことです。シグナルとして設定したセグメントにコンバージョンが集中していても、そのセグメントへの配信で費用に見合う成果が得られているかは、この表からは読み取れません。

なお、アセット グループ レポートの成果を比較しても、シグナルとアセットのどちらの影響かを区別できません。シグナルはアセット グループ単位で設定しますが、グループごとにアセットも異なるため、レポート上の成果の差をシグナルの違いによるものと特定することはできません。ヘルプでは、アセット グループ レポートを使う際も、成果はキャンペーン単位で評価することが勧められています。コンバージョン単価が高いアセット グループやROASが低いアセット グループも、キャンペーン目標の達成に貢献している場合があるとされています。

オーディエンス シグナルを変更するかどうかの判断と、変更前後の比較方法

よくある場面

オーディエンス シグナルの変更後1週間のコンバージョン単価が、変更前を上回っている。

オーディエンス シグナルの変更直後の成果は、評価の対象にしません。ヘルプによると、シグナルが機械学習モデルに統合され、最適化されるまでに2週間程度かかることがあるためです。本記事では、シグナルの追加・入れ替え・削除をまとめて「変更」と呼びます。シグナルの変更は1回につき1項目に限定し、実施日を記録したうえで、統合期間を除いて前後の成果を比較します。

P-MAXのオーディエンス シグナルの効果を変更前後で検証する5つの手順:変更内容を1つに限定して実施日を記録する、自社データのリストへのユーザーの反映を待つ、機械学習モデルへのシグナルの統合を待つ、コンバージョン達成までの所要時間の経過を待つ、前後で同じ日数の成果を比較する
日数はヘルプの記載による。統合が完了するまでの成果は、比較の対象から除く。

ヘルプの「P-MAX テストについて」に挙げられているテストのタイプは、上昇効果検証・アップグレード テスト・最適化テストです。最適化テストの例は、最終ページ URL の拡張のテストとアセットのテストで、オーディエンス シグナルを比較する種類は記載されていません(2026年10月時点)。そのため、シグナルの効果は、変更前後の比較で推定します。

シグナルを変更する前に確認すること

キャンペーン全体の成果が目標に達している場合は、シグナルを変更する必要性は高くありません。未達の場合も、まずコンバージョンの設定、アセット、予算、商品の需要など、シグナル以外の要因を点検します。シグナルの変更は、これらを点検したうえで、オーディエンス分析の結果から、追加・入れ替えるセグメントを根拠をもって特定できた場合に行います。

変更前後の比較の例

B社(診断の報告書サンプルの架空の会社)の「P-MAX_ポータブル電源」で、オーディエンス分析の読み方の例(横棒グラフ・説明用の架空の数字)で[最適化]ラベルの付いたセグメント「ライフイベント:引っ越し」を、シグナルに追加する変更を例にします。変更履歴で追加日を確認し、追加日から2週間程度の統合期間を除き、その後の4週間のコンバージョン単価とROASを、追加前の4週間と比較します。4週間は説明用に設定した期間です。同じ期間に設定を変更していない、B社のもう1つのP-MAXキャンペーン「P-MAX_メイン」の成果の推移も確認し、シグナルの追加による変化を、季節や市場全体の変化による増減と区別します。

直近の期間では、クリックから一定の期間を経て発生するコンバージョンがまだ計上されていない場合があります。入札戦略レポートの「コンバージョン達成までの所要時間」を確認し、その日数が経過してから変更後の成果を比較します。この方法は、競合の動きなど同じ時期のほかの変化の影響を完全には排除できないため、結果は判断の目安として扱います。

オーディエンス シグナルの代わりに配信先を限定する設定:年齢や性別の除外、デバイスによるターゲティング、除外キーワード・ブランドの除外

よくある場面

法令上の理由で特定の年齢層への広告が認められていない商品の広告を、P-MAXで配信している。

特定の年齢層のユーザーに広告を配信してはならない場合は、オーディエンス シグナルではなく、キャンペーン設定の[その他の設定]にある「年齢や性別の除外」を使います。シグナルは配信先を限定しないため、その対象から特定の年齢層を除いても、当該年齢層への広告は停止されません。

見込み顧客の特徴を示すP-MAXのオーディエンス シグナルと、配信先を限定する設定(年齢や性別の除外、デバイスによるターゲティング、除外キーワード・ブランドの除外)の違い
オーディエンス シグナルはアセット グループ単位、それ以外はキャンペーン単位の設定。

ヘルプによると、P-MAXの「年齢や性別の除外」で選択した年齢層のユーザーには、広告が表示されなくなります。配信先を一部の年齢層に限ることが規制要件である場合は、年齢層が「不明」のユーザーも除外するよう案内されています。性別も同様で、特定の性別の除外が厳格な要件または規制要件である場合は、性別が「不明」のユーザーも除外するよう案内されています。なお、P-MAXのキャンペーン設定でユーザー属性によって除外できるのは、現在、年齢と性別だけです。

Googleは2025年8月7日に、デバイスと年齢によるターゲティングをP-MAXに全面導入し、性別によるターゲティングを新しいベータ版として提供すると発表しました。発表では「年齢によるターゲティング」と表記されていますが、キャンペーン設定のヘルプでは、年齢の指定は「年齢や性別の除外」として説明されています。性別による設定はベータ版のため、性別の除外を使う場合は、管理画面で利用できるかを確認してください。

同じ発表では、キャンペーン単位の除外キーワード リスト(1つのリストを複数のP-MAXキャンペーンに一括で適用できる)も紹介されています。このリストによる除外は、検索広告枠とショッピング広告枠に適用されます。指名検索への配信を除外するかどうかの判断は、「P-MAXのブランド除外は入れるべき?指名検索を拾っていないかの確認方法と判断基準」で解説しています。

TAMKOのGoogle広告アカウント診断・お試し運用

オーディエンス シグナルの効果を、キャンペーン全体の成果・オーディエンス分析・変更前後の比較で確認する作業に社内で時間を割けない場合は、TAMKOのGoogle広告アカウント診断を利用する方法もあります。

判断材料が必要か、設定の修正まで委託するかで依頼内容を選ぶ

シグナルの効果を社内で確認する時間を割けない場合

  • 設定を見直すかどうかの判断材料が必要Google広告アカウント診断無料(毎月2社まで)
  • 設定の修正まで委託するお試し運用1施策・1か月で5万円・税別
お試し運用は1か月で終了し、自動では続かない。

アカウント診断の料金は無料です(毎月2社まで)。診断では、検索広告・P-MAX・YouTube・ディスプレイ・ショッピングまでキャンペーンの種類ごとに確認し、続けてよいか・やめるべきものはあるか・広告で伸ばせるかに根拠を添えて答えます。予算を決める方向けのエグゼクティブサマリー・運用する方向けの調査報告書・分析の明細(Excel)・オンラインの説明会1回をお渡しします。

設定の修正まで委託する場合は、お試し運用をご利用いただけます。Google広告を1施策から、1か月・5万円(税別)でお預かりします。期間は1か月で終了し、自動では続きません。

よくある質問(FAQ)

Q01P-MAXでオーディエンス シグナルを設定しないと、広告は配信されませんか?

配信されます。ヘルプでは、オーディエンス シグナルの追加は任意とされています。

ただし、オーディエンス シグナルを使用すると、モデルの学習効率が向上するとされています。自社データのリストがある場合は、まずそれをシグナルに追加することを検討します。

Q02オーディエンス シグナルは、キャンペーンとアセット グループのどちらに設定しますか?

オーディエンス シグナルは、アセット グループに設定します(通常、アセット グループ単位で適用されます)。

同じキャンペーンの中でも、グループごとに異なる内容を設定できます。成果はキャンペーン全体で評価します。

Q03オーディエンス分析が表示されないのはなぜですか?

オーディエンス分析を含む分析情報は、アカウントやキャンペーンによっては表示されないためです。

ヘルプでは、アカウントに分析情報がない場合は、一定期間をおいてから再度確認するよう案内されています。オーディエンス分析の種類によっては、関連性の高いセグメントを特定するために十分なインプレッション・インタラクション・ユニーク コンバージョンが必要とされています。

Q04[最適化]ラベルの付いたセグメントは、オーディエンス シグナルに追加すべきですか?

追加は選択肢の1つですが、シグナルに含めなくても、そのセグメントでコンバージョンは発生しています。

[最適化]ラベルの付いたセグメントは、シグナルに含めていない層の中から Google AI が特定し、コンバージョンが発生しているものです。ヘルプでは、幅広いビジネス戦略に活かすことが勧められています。アセットの訴求の見直しや、ほかのキャンペーンでの利用も検討できます。シグナルに追加する場合は、統合期間を除いて前後の成果を比較します。

Q05顧客リストをオーディエンス シグナルに設定すると、既存顧客のみに配信されますか?

既存顧客のみに配信されることはありません。

オーディエンス シグナルは配信先を限定しないため、リストに含まれないユーザーにも配信されます。ヘルプでは、顧客リスト(カスタマー マッチ)で顧客データを共有すると、既存顧客と似た特性を持つ価値の高い見込み顧客にリーチを拡大できると説明されています。

P-MAXのオーディエンス シグナルの効果は、キャンペーン全体の成果と変更前後の比較で判断し、オーディエンス分析でコンバージョンの内訳を確認する|まとめ

オーディエンス シグナルは、P-MAXの配信先を限定する設定ではなく、見込み顧客の特徴を Google AI に提供する情報です。シグナルの効果はキャンペーン全体の成果で評価し、オーディエンス分析でコンバージョンの内訳を確認したうえで、シグナルを変更する場合は統合期間を除いて前後の成果を比較します。

この記事のポイント

  • P-MAXのオーディエンス シグナルは配信先を限定する設定ではなく、見込み顧客の特徴を Google AI に提供する情報。シグナルに含めていないユーザーにも配信される可能性がある。
  • シグナルの効果は、まずキャンペーン全体のコンバージョン単価やROASを、目標や黒字化に必要なROASの目安と比較して評価する。
  • オーディエンス分析の[シグナル]ラベルは、設定したセグメントでコンバージョンが発生していることを示し、[最適化]ラベルは、Google AI が新たに特定したセグメントに付く。
  • オーディエンス分析の表には費用の項目がなく、シグナルの設定によって増加したコンバージョンの数も示されない。既存顧客やウェブサイト訪問者のセグメントは、インデックスが高くなりやすい。
  • シグナルの変更は1回につき1項目に限定し、統合期間(2週間程度)を除き、コンバージョン達成までの所要時間の経過を待ってから、変更前後の成果を比較する。
  • 配信先を年齢で限定する必要がある場合は、シグナルではなく「年齢や性別の除外」の設定を使う(性別による設定はベータ版)。