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動画広告

YouTube広告の再生は動画の再生回数にカウントされるが、その回数はGoogle広告の「TrueView 視聴回数」とはカウントの基準が異なる

YouTube広告で配信した動画について、動画再生ページに表示される再生回数と、Google広告の「TrueView 視聴回数」(2025年10月の名称変更の前は「視聴回数」)が大きく異なり、どちらを広告の成果として扱うべきか、担当者が判断できない場合があります。

例として、架空の会社B社(アウトドア用品のEC)を取り上げます。B社のブランド動画の2026年9月の再生回数(YouTube アナリティクスの「視聴回数」)は180,600回で、このうち広告以外の再生は7,000回です。キャンペーン「動画_ブランド」(デマンド ジェネレーション・広告費7万円)の同じ月の「TrueView 視聴回数」は18,700回です。B社はアカウント診断のサンプルに登場する架空の会社で、広告費を含む数値と設定はすべて説明用です。

本記事では、YouTube広告の再生が動画の再生回数にカウントされる条件を、広告フォーマット別に整理します。あわせて、Google広告の2つの列とYouTube アナリティクスの「視聴回数」の対応、Google広告とYouTube アナリティクスの回数を照合する手順、2026年8月24日のカウント方法の変更への対応、評価に使う指標の選び方を説明します。

本記事の対象は、Google広告でYouTube広告を運用し、動画の再生回数を月次のレポートに記載している方です。再生回数については、次の3つの場面がよく見られます。

Google広告のアカウント診断を提供するTAMKOの立場から、Google広告の管理画面とYouTube アナリティクスで確認する箇所を中心に説明します。

【結論】YouTube広告の再生は動画の再生回数にカウントされるが、その回数はGoogle広告の「TrueView 視聴回数」とは別の指標である

YouTube広告としての再生は、動画再生ページに表示される再生回数(YouTube ヘルプでの名称は「公開視聴回数」。以下「公開視聴回数」)にカウントされます。Google広告の「TrueView 視聴回数」は、視聴者が広告の大部分または全部を視聴した回数、または広告をクリックなどで操作した回数で、カウントの基準が異なるため、2つの回数は一致しません。

YouTube広告の再生回数のカウントの仕組み:公開視聴回数は広告としての再生と広告以外の再生の合計で、Google広告のTrueView 視聴回数は広告の大部分または全部の視聴かクリックなどの操作を条件とし、カウントの基準が異なることを対比した図
2つの回数はカウントの基準が異なるため一致しない。広告視聴単価制の動画視聴キャンペーンでは、TrueView 視聴回数に基づいて請求される。

公開視聴回数を広告の成果として記載する場合は、広告としての再生の回数を、広告以外の再生と分けて記載します。広告としての再生の回数は、Google広告の「YouTube の公開視聴回数」列で確認できます。広告の視聴の度合いを、フォーマット間や期間の間で比較する場合は、30秒または10秒の視聴やクリックなどの操作を条件とするTrueView 視聴回数を使います。

「再生回数」と「視聴回数」の違い:公開視聴回数と、Google広告の「YouTube の公開視聴回数」「TrueView 視聴回数」

よくある場面

動画再生ページの再生回数と、Google広告の「TrueView 視聴回数」の列の回数が一致せず、担当者がどちらを広告の成果として記載するかを判断できない。

公開視聴回数は、広告以外の再生(オーガニック ビュー)と広告としての再生の合計です。Google広告には2つの列があります。公開視聴回数のうち広告としての再生を示す「YouTube の公開視聴回数」と、広告視聴単価制で請求の基準になる「TrueView 視聴回数」です。

YouTube動画の公開視聴回数の内訳:B社のブランド動画の2026年9月の公開視聴回数180,600回のうち、広告としての再生が173,600回、広告以外の再生(オーガニック ビュー)が7,000回であることを示した図
TrueView 視聴回数(動画_ブランドで18,700回)は、この内訳に含まれない別の指標である。B社はアカウント診断のサンプルに登場する架空の会社で、広告費を含む数値と設定はすべて説明用である。

YouTube ヘルプでは、YouTube広告に関わる回数を次の4つの指標に分けて定義しています。

指標確認できる場所定義請求の対象
公開視聴回数動画再生ページ・YouTube アナリティクス広告としての再生と、広告以外の再生の合計—
「YouTube の公開視聴回数」Google広告の列公開視聴回数のうち、広告としての再生対象外
「TrueView 視聴回数」Google広告の列広告の大部分または全部の視聴、またはクリックなどの操作の回数対象(広告視聴単価制の場合)
オーガニック ビューYouTube アナリティクス(Google広告には表示されない)広告としてではなく、自発的に視聴された回数—
YouTube ヘルプ「YouTube 広告と視聴に関する指標について」と「エンゲージメント指標のカウント方法」の記載から作成した。

B社の場合、9月の公開視聴回数180,600回のうち、広告以外の再生は7,000回(約3.9%)です。残りの173,600回は広告としての再生で、動画_ブランドの164,000回と、同じ動画をアセットに使うP-MAX_メインの9,600回の合計です。公開視聴回数を、内訳を分けずに広告の成果として記載すると、レポートの読み手は自発的な視聴と広告としての再生を区別できなくなります。

広告フォーマット別に、公開視聴回数とTrueView 視聴回数にカウントされるか

よくある場面

動画リーチ キャンペーンでのバンパー広告の配信月に、動画の再生回数は増加している一方、Google広告のTrueView 視聴回数は0である。

スキップ可能なインストリーム広告・インフィード動画広告・YouTube ショート広告の再生は、公開視聴回数とTrueView 視聴回数の両方にカウントされます。スキップ不可のインストリーム広告とバンパー広告の再生は公開視聴回数にのみカウントされ、TrueView 視聴回数は0になります。

スキップ不可のインストリーム広告とバンパー広告の扱いは、2026年10月28日時点のYouTube ヘルプ「YouTube 広告と視聴に関する指標について」とGoogle 広告 ヘルプ「動画広告フォーマットの概要」の記載に基づきます。同じYouTube ヘルプには、以前は公開視聴回数のカウントの対象がスキップ可能なフォーマットのみであったと記載されていますが、変更の日付は記載されていません。一方、YouTube ヘルプ「YouTube コンテンツのパフォーマンスを把握する」にあるトラフィック ソースの説明には、スキップ不可の広告はYouTube アナリティクスでは視聴としてカウントされないという記載が残っています。過去の期間の回数を扱う場合は、「Google広告とYouTube アナリティクスの視聴回数を照合する手順」の方法で確認します。

YouTube広告のフォーマット別の再生回数のカウント:スキップ可能なインストリーム広告・インフィード動画広告・YouTube ショート広告の再生は公開視聴回数とTrueView 視聴回数の両方に、スキップ不可のインストリーム広告とバンパー広告の再生は公開視聴回数にのみカウントされることを示した図
スキップできない広告(スキップ不可のインストリーム広告とバンパー広告)では視聴者の視聴の意思が明確でないため、TrueView 視聴回数にカウントされない(YouTube ヘルプ)。公開視聴回数にカウントされる点は2026年10月28日時点のヘルプの記載に基づく。YouTube ヘルプには、以前はスキップ可能なフォーマットのみが対象であったと記載されている(変更の日付の記載はない)。
広告フォーマットTrueView 視聴回数公開視聴回数対応する主なキャンペーン タイプ・購入方法
スキップ可能なインストリーム広告カウントされるカウントされるデマンド ジェネレーション・動画視聴・動画リーチ・P-MAX
インフィード動画広告カウントされるカウントされるデマンド ジェネレーション・動画視聴・動画リーチ・P-MAX
YouTube ショート広告カウントされるカウントされるデマンド ジェネレーション・動画視聴・動画リーチ・P-MAX
スキップ不可のインストリーム広告カウントされないカウントされる動画リーチ・予約(予約型の購入)
バンパー広告カウントされないカウントされる動画リーチ・予約(予約型の購入)
アプリのキャンペーンとマストヘッド広告は省略した。2026年10月28日時点のGoogle 広告 ヘルプ「動画広告フォーマットの概要」の記載から作成した。

デマンド ジェネレーションとP-MAXで配信される動画広告は、スキップ可能なインストリーム広告・インフィード動画広告・YouTube ショート広告で、いずれも2つの指標にカウントされます。スキップ不可のインストリーム広告とバンパー広告は、動画リーチ キャンペーンや予約型の購入で使うフォーマットです。これらの広告のみを配信した期間は、TrueView 視聴回数が0のまま公開視聴回数が増加します。YouTube ヘルプでは、TrueView 視聴回数にカウントされないフォーマットを配信している場合、Google広告でTrueView 視聴回数が0と表示されることは異常ではないとされています。

1つのキャンペーンを複数のフォーマットで配信している場合は、キャンペーンの表で分類のアイコンから「広告フォーマット」を選ぶと、フォーマットごとの行に分かれます。Google 広告 ヘルプによると、この分類は、動画キャンペーン(動画アクション キャンペーンを除く)やデマンド ジェネレーション キャンペーンなどで利用できます。

YouTube広告の再生がカウントされる時点:公開視聴回数は再生の開始、TrueView 視聴回数は30秒・10秒の視聴

よくある場面

スキップ可能なインストリーム広告で、「YouTube の公開視聴回数」がTrueView 視聴回数の数倍になっている。

YouTube ヘルプ「エンゲージメント指標のカウント方法」の現在(2026年8月24日の変更後)の記載では、インストリーム広告とYouTube ショート広告の再生は、再生が始まった時点で「YouTube の公開視聴回数」にカウントされます。TrueView 視聴回数にカウントされる条件は、スキップ可能なインストリーム広告では30秒(30秒以下の広告は最後まで)の視聴かクリックなどの操作、インフィード動画広告とYouTube ショート広告では10秒の視聴かクリックなどの操作です。

YouTube広告の再生がカウントされる時点と視聴時間:インストリーム広告とYouTube ショート広告は再生の開始で公開視聴回数に、TrueView 視聴回数にはスキップ可能なインストリーム広告が30秒、インフィード動画広告とYouTube ショート広告が10秒の視聴でカウントされることを示したグラフ
フォーマットごとに、「YouTube の公開視聴回数」にカウントされる時点と、TrueView 視聴回数へのカウントに必要な視聴時間をまとめた模式図である。スキップ可能なインストリーム広告では30秒以下の広告を、YouTube ショート広告では10秒未満の広告を、最後まで視聴した場合もTrueView 視聴回数にカウントされる。インフィード動画広告は、サムネイルのクリックで動画再生ページに移動した場合もTrueView 視聴回数にカウントされる。「YouTube の公開視聴回数」の時点は、2026年8月24日の変更後のYouTube ヘルプの記載に基づく。

TrueView 視聴回数にカウントされる条件は、フォーマットごとに次のとおりです。スキップ可能なインストリーム広告は、30秒の視聴(30秒以下の広告は最後まで)か、リンク・カード・バナーなど広告の要素のクリックでカウントされます。インフィード動画広告は、サムネイルをクリックして動画再生ページに移動したときか、自動再生された動画を10秒以上視聴したときにカウントされます。YouTube ショート広告は、10秒の視聴(10秒未満の広告は最後まで)か、リンクのボタン、または高評価・コメント・共有の各ボタンのクリックでカウントされます。

スキップ可能なインストリーム広告では、「YouTube の公開視聴回数」は再生の開始でカウントされるため、30秒の視聴を条件とするTrueView 視聴回数より大きくなります。インストリーム広告の表示回数も広告の再生が始まった時点でカウントされることから、「YouTube の公開視聴回数」と表示回数は近い値になると考えられます。

広告フォーマット表示回数TrueView 視聴回数TrueView 視聴率
スキップ可能なインストリーム広告120,00013,20011.0%
インフィード動画広告30,0001,5005.0%
YouTube ショート広告50,0004,0008.0%
合計200,00018,700—(フォーマットごとに比較する)
TrueView 視聴率は、TrueView 視聴回数÷表示回数。B社はアカウント診断のサンプルに登場する架空の会社で、広告費を含む数値と設定はすべて説明用である。

TrueView 視聴率は、フォーマットごとに比較します。表示回数とTrueView 視聴回数のカウントの基準が、フォーマットごとに異なるためです。Google 広告 ヘルプでも、すべてのフォーマットを合わせた「TrueView 視聴率」の列は、「TrueView 視聴率(インストリーム)」などフォーマット別の列に置き換えられると説明されています。YouTube ヘルプでは、インストリーム フォーマットのTrueView 視聴率は約10〜15%がすべての業界の平均と考えられるとされており、B社のスキップ可能なインストリーム広告の11.0%はこの範囲にあります。インフィード動画広告の5.0%を、スキップ可能なインストリーム広告の11.0%と比較して低いと判断することはできません。インフィード動画広告では、サムネイルが表示された時点で表示回数がカウントされるため、基準が異なります。

Google広告とYouTube アナリティクスの視聴回数を照合する手順

よくある場面

Google広告の「YouTube の公開視聴回数」と、YouTube アナリティクスの「YouTube 広告」の行の「視聴回数」が一致しない。

YouTube ヘルプでは、2つのツールの回数に多少の差が生じることは一般的とされています。照合する前に、指標を対応させる・同じ動画を使うキャンペーンの回数を合計する・期間と時間帯をそろえる・動画の公開設定を確認する、の4つの手順を行います。

Google広告とYouTube アナリティクスの視聴回数を照合する4つの手順:2つのツールの指標を対応させる、同じ動画を使うキャンペーンの回数を合計する、期間と時間帯をそろえる、動画の公開設定を確認する
4つの手順を行っても差が15〜20%を超える場合は、Googleのサポートに連絡するよう案内されている(YouTube ヘルプ)。

YouTube アナリティクスでは、内訳で「トラフィック ソース」を選び、「YouTube 広告」の行のみを確認します。YouTube ヘルプ「YouTube 広告と視聴に関する指標について」によると、この行のエンゲージ ビューはGoogle広告のTrueView 視聴回数に、「視聴回数」は「YouTube の公開視聴回数」に相当します。ただし、YouTube ヘルプにあるトラフィック ソースの説明(2026年10月28日時点)には、スキップ不可の広告をYouTube アナリティクスの視聴に含めない旨の記載と、広告の視聴のカウント方法を更新する旨の注記が併記されています。「YouTube 広告」の行の「視聴回数」がGoogle広告のどちらの列に相当するかは、同じ期間の2つの列と比較して確認します。

YouTube アナリティクスの動画ごとの「YouTube 広告」の行の「視聴回数」は、その動画を広告に使うすべてのキャンペーンの合計です。B社の場合、9月の「YouTube 広告」の行の「視聴回数」173,600回は、動画_ブランドの「YouTube の公開視聴回数」164,000回と、同じ動画をアセットに使うP-MAX_メインの「YouTube の公開視聴回数」9,600回の合計です。B社はアカウント診断のサンプルに登場する架空の会社で、広告費を含む数値と設定はすべて説明用です。

トラフィック ソース別のデータは、YouTube アナリティクスでは48〜72時間遅れて反映されます。Google広告での反映の遅れは数時間です。また、YouTube アナリティクスは太平洋時間、Google広告はアカウントのタイムゾーンで集計されます。直近の2〜3日を除き、月単位などの期間で2つのツールの回数を比較します。限定公開と非公開の動画では、動画再生ページの公開視聴回数は更新されません。

4つの手順を行っても差が残る場合は、YouTubeが無効な再生や重複した再生を除外していることが考えられます。YouTube ヘルプでは、Google広告で請求の対象になった再生でも、公開視聴回数からは除外される場合があるとされています。

2026年8月24日のカウント方法の変更の前後で、公開視聴回数を比較するときの注意

よくある場面

広告費が同じ7月と9月を比較すると、9月は動画の再生回数のみが大幅に増加している。

YouTube ヘルプによると、2026年8月24日より、ショート動画・長尺動画(VOD)・ライブ配信のすべてで、動画の再生が始まった回数が公開視聴回数としてカウントされます。この日の前後の期間を比較するときは、公開視聴回数ではなく、再生の開始ではカウントされないTrueView 視聴回数と、フォーマットごとのTrueView 視聴率を使います。

2026年8月24日のYouTubeの再生回数のカウント方法の変更の前後を比較するときは、変更の対象となる公開視聴回数ではなく、Google広告のTrueView 視聴回数とフォーマットごとのTrueView 視聴率を使うことを示した図
2026年8月24日から、ショート動画・長尺動画(VOD)・ライブ配信のすべてで、再生の開始が公開視聴回数にカウントされる(YouTube ヘルプ)。広告の視聴のカウント方法も更新の対象とされている。

公開視聴回数(動画再生ページとYouTube アナリティクスの「視聴回数」)は、変更の前後でカウントの基準が異なります。YouTube ヘルプにあるトラフィック ソースの説明には、広告の視聴(広告主向けの「YouTube の公開視聴回数」)についても、カウント方法を更新すると記載されています。

一方、変更後のYouTube ヘルプ「エンゲージメント指標のカウント方法」でも、TrueView 視聴回数は30秒・10秒の視聴またはクリックなどの操作を条件とすると記載されており、再生の開始ではカウントされません。ただし、2026年8月24日の変更がTrueView 視聴回数に及ばないという明示の記載はヘルプにありません。変更の前後でTrueView 視聴率が大きく変動していないかも、あわせて確認します。

7月と9月のように変更の前後を比較する場合は、TrueView 視聴回数と、フォーマットごとのTrueView 視聴率の推移を確認します。動画の再生回数をグラフ化している場合は、2026年8月24日の位置に注記を付し、変更前後の値を同一基準のものとして扱いません。

評価に使う指標を、目的ごとに使い分ける:TrueView 視聴率・表示回数・獲得アクション

よくある場面

月次のレポートで、動画の再生回数を広告の成果として記載している。

動画の再生回数のみでは、広告を評価できません。視聴の度合いはフォーマットごとのTrueView 視聴率、到達した人数は表示回数とユニークリーチ、広告の視聴後にチャンネルの動画が自発的に視聴されたかは獲得アクションの「広告視聴後の動画視聴」で確認します。

YouTube広告の評価に使う指標を目的ごとに選ぶ図:クリエイティブの評価はフォーマットごとのTrueView 視聴率、認知の到達は表示回数とユニークリーチ、広告視聴後の自発的な視聴は「広告視聴後の動画視聴」を使い、再生回数は広告としての再生と広告以外の再生に分けて記載することを示す
購入や問い合わせへの効果は、これらの指標とは別の方法で判定する。

獲得アクションは、広告を視聴した人が、最初の視聴から7日以内に、Google広告にリンクしたYouTubeチャンネルで行った操作の数です。獲得アクションに料金は発生しません。「広告視聴後の動画視聴」は、そのチャンネルの動画が広告としてではなく視聴された回数で、同じ人が同じ動画を複数回再生しても1回としてカウントされます。YouTubeチャンネルをリンクする際にエンゲージメントの権限を有効にしていない場合や、チャンネルの設定でインタレスト ベース広告を無効にしている場合は、獲得アクションのレポートが表示されないことがあります。

購入や問い合わせなど、売上への効果を評価する手順は、「YouTube広告の効果測定は何で判定する?購入で計測できないときの4つの方法」で解説しています。

TAMKOの場合|Google広告アカウント診断・お試し運用

動画キャンペーンの視聴回数をGoogle広告とYouTube アナリティクスで照合する時間を社内で確保できない場合は、TAMKOのGoogle広告アカウント診断を利用する方法もあります。

支援の範囲(判断の材料か、設定の修正までか)でサービスを選ぶ

社内で照合する時間を確保できないとき

  • 判断の材料が必要Google広告アカウント診断無料(毎月2社まで)
  • 設定の修正まで任せたいお試し運用1施策から、1か月・5万円(税別)
設定の修正を含める場合は、1施策から1か月単位で委託できる。

アカウント診断は無料(毎月2社まで)です。検索広告・P-MAX・YouTube・ディスプレイ・ショッピングまでキャンペーンの種類ごとに確認し、続けてよいか・やめるべきものはあるか・広告で伸ばせるかに根拠を添えて答えます。予算を決める方向けのエグゼクティブサマリー・運用する方向けの調査報告書・分析の明細(Excel)・オンラインの説明会1回をお渡しします。

設定の修正まで任せたい場合は、お試し運用をご利用いただけます。Google広告を1施策から、1か月・5万円(税別)でお預かりします。自動では続きません。

よくある質問(FAQ)

Q01自社の動画をYouTube広告で配信すると、動画の再生回数は増えますか?

増えます。広告としての再生は、公開視聴回数(動画再生ページの再生回数)にカウントされます。

スキップ可能なインストリーム広告・インフィード動画広告・スキップ不可のインストリーム広告・バンパー広告・YouTube ショート広告が対象です(2026年10月28日時点のYouTube ヘルプの記載)。増加分は、Google広告の「YouTube の公開視聴回数」列で確認できます。YouTubeは無効な再生を除外するため、広告としての再生がすべて加算されるとは限りません。

Q02Google広告で「視聴回数」の列が見つかりません。

2025年10月に、名称が「TrueView 視聴回数」に変更されました。

請求方法と、有償の動画広告の視聴回数の計測方法に変更はありません。プランニング ツールや予測ツールでも、新しい名称が使われています。

Q03限定公開の動画を広告に使った場合、動画の再生回数は増えますか?

限定公開と非公開の動画では、動画再生ページの公開視聴回数は更新されません。

広告としての再生の回数は、Google広告の「YouTube の公開視聴回数」列で確認します。

Q04TrueView 視聴回数が、以前確認した値より減少しています。

無効な再生が除外された可能性があります。

YouTube ヘルプによると、無効な再生(ヘルプの用語では「無効なトラフィック」)の検出と反映には30日程度かかる場合があります。除外分に料金は発生しません。照合の手順では反映の遅れを考慮して直近2〜3日を除きますが、これとは別に、直近30日のTrueView 視聴回数は後から減少する場合があります。

Q05Google広告とYouTube アナリティクスの視聴回数の差が、どの程度あればGoogleに問い合わせるべきですか?

4つの手順を行ったうえで、差が15〜20%を超える場合です。

YouTube ヘルプでは、その場合はGoogleのサポートに連絡し、確認した点を伝えるよう案内されています。

YouTube広告の再生は2つの基準でカウントされるため、広告としての再生を分けて記載し、期間の比較はTrueView 視聴回数とTrueView 視聴率で行う|まとめ

YouTube広告としての再生は公開視聴回数にカウントされ、Google広告では「YouTube の公開視聴回数」列で確認できます。2026年8月24日以降、インストリーム広告とYouTube ショート広告の再生は再生の開始で公開視聴回数にカウントされ、バンパー広告とスキップ不可のインストリーム広告の再生も公開視聴回数に含まれます。Google広告の「TrueView 視聴回数」は、30秒・10秒の視聴かクリックなどの操作を条件とする別の指標です。動画の再生回数を記載する場合は、広告としての再生と広告以外の再生に分けて記載します。Google広告の2つの列をYouTube アナリティクスと照合するときは4つの手順を行い、2026年8月24日の前後の比較はTrueView 視聴回数とTrueView 視聴率で行います。

この記事のポイント

  • YouTube広告としての再生は、公開視聴回数(動画再生ページの再生回数)にカウントされる。広告としての再生の回数はGoogle広告の「YouTube の公開視聴回数」列で確認でき、この列は請求の対象ではない。
  • Google広告の「TrueView 視聴回数」(2025年10月の名称変更の前は「視聴回数」)は、広告の大部分または全部の視聴か、クリックなどの操作の回数で、公開視聴回数とはカウントの基準が異なる。
  • スキップ不可のインストリーム広告とバンパー広告の再生は公開視聴回数にのみカウントされ、TrueView 視聴回数は0になる(2026年10月28日時点のヘルプの記載)。
  • インストリーム広告とYouTube ショート広告の再生は、2026年8月24日以降、再生の開始で公開視聴回数にカウントされる。TrueView 視聴率は、表示回数とTrueView 視聴回数のカウントの基準がフォーマットごとに異なるため、フォーマットごとに比較する。
  • YouTube アナリティクスと照合する際は、トラフィック ソース「YouTube 広告」の行を使い、同じ動画を使うすべてのキャンペーンの回数を合計し、直近2〜3日を除く。
  • 2026年8月24日から、ショート動画・長尺動画(VOD)・ライブ配信のすべてで、再生の開始が公開視聴回数にカウントされる。この日の前後の比較は、TrueView 視聴回数とTrueView 視聴率で行う。
  • 動画の再生回数をレポートに記載する場合は、広告としての再生と広告以外の再生に分けて記載する。