Amazon広告のキャンペーン構成の見直し:指名・一般語・競合の商品ページが1つのキャンペーンに混在している場合、キャンペーンを分けるか否かは、日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整を分類ごとに変える必要性で判断する
Amazon広告で、指名(自社のブランド名を含む検索語句)・一般語の検索語句・競合の商品ページのそれぞれを対象とする広告が1つのキャンペーンに混在しているとき、キャンペーンを分けるべきか否かを担当者が判断できない場合はありませんか。
この記事では、商品ターゲティングで指定する競合の商品の詳細ページを「競合の商品ページ」と呼びます。診断サンプルの架空の会社(K社・キッチン用品メーカー・自社ブランド「ケイライフ(架空)」)のキャンペーンは、指名・一般語・オート・競合の商品ページ・スポンサーブランド広告の種類ごとに分かれています。そのうち一般語(マニュアル)のキャンペーン(以下、一般語のキャンペーン)は、12か月のうち114日、1日の予算(以下、日予算)に到達して配信が停止しています。仮に指名のキーワードがこのキャンペーンにあれば、日予算に到達した後は、指名の検索語句にも広告が表示されません。また、説明のため、K社の広告で表示された検索語句11語と競合の商品ページ5件が1つのキャンペーンにまとまっていたと仮定して集計すると(説明用の仮定です)、このキャンペーンのACOSは27.4%で、手数料などを差し引いた後の利益率から算出した損益分岐ACOS(35%と仮定。以下、損益分岐)を下回ります。一方、競合の商品ページの分類のACOSは55.5%で、損益分岐を上回ります。
そこでこの記事では、キャンペーン単位で設定できる項目を確認したうえで、検索ワードレポートとターゲティングレポートで混在の状況を確認してキャンペーンを分けるか否かを判断する手順、分け方、分割後の確認事項を、Amazon Adsの公式の記載を根拠に整理します。
対象読者は、Amazonに自社ブランド品を出品し、スポンサープロダクト広告を運用している担当者です。
Amazon広告のアカウント診断において、キャンペーンごとの検索語句の内訳と掲載枠ごとのACOSを毎回確認しているTAMKOの立場から解説します。
【結論】Amazon広告のキャンペーンを分けるか否かは、キャンペーン単位でしか設定できない項目を分類ごとに変える必要性で判断する
指名・一般語・競合の商品ページが1つのキャンペーンに混在していても、分類ごとのACOSは検索ワードレポートとターゲティングレポートから集計できます。キャンペーンを分けるべきなのは、日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整のように、キャンペーン単位でしか設定できない項目(以下、キャンペーン単位の設定)を分類ごとに変える必要がある場合です。分ける場合は新しいキャンペーンを作成し、元のキャンペーンでは、移行したキーワードと商品ターゲティングを一時停止して、指名の検索語句を除外キーワードに追加します。競合の商品ページはASINのため、除外キーワードではなく、商品ターゲティングの一時停止と除外商品ターゲティングで対応します。

キャンペーンを種類(指名・一般語・オート・競合の商品ページなど)ごとに分けてACOSを損益分岐と比較する手順と、損益分岐の算出方法は、「Amazon広告のTACOSとは?損益分岐ACOSでキャンペーンを種類ごとに仕分ける方法」で解説しています。この記事は、その比較の前提となるキャンペーンの分け方を扱います。
Amazon広告のキャンペーン構成とは:キャンペーン・広告グループ・キーワードと商品ターゲティングで設定できる項目
1つのキャンペーンの中で指名と一般語の広告グループを分けているが、両方に同じ日予算と入札戦略が適用されている。
スポンサープロダクト広告のキャンペーンは1つ以上の広告グループで構成され、各広告グループでキーワードまたは商品ターゲティングを設定します。日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整・ターゲティングの種類(オートかマニュアルか)はキャンペーン単位で、広告対象の商品・キーワードまたは商品ターゲティング・入札額は広告グループ単位で設定します。

公式ヘルプ「広告グループ」によると、入札額は広告グループ単位のほか、個々のキーワードや商品ターゲティングごとにも設定できます。キーワード・商品ターゲティング・入札額は、広告グループ内のすべての商品に適用されます。
キャンペーン単位で設定する項目は4つです。日予算は、1日あたりに支出できる金額の上限を1か月で平均した値です。公式ヘルプによると、トラフィックの多い日には日予算が最大100%増額されますが、月の広告費は日予算にその月の日数を掛けた額を超えません。入札戦略は、「動的な入札 - ダウンのみ」「動的な入札 - アップとダウン」「固定入札」などから選びます。掲載枠ごとの入札額の調整は、検索結果の最上部(最初のページ)・その他の検索結果・商品ページの3つの掲載枠に、それぞれ引き上げ率を設定する機能です。ターゲティングの種類はキャンペーンの作成時に選びます。公式ガイドによると、掲載が始まった後は変更できません。そのため、この記事では、分類ごとに変える必要が生じやすい日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整の3つを扱います。
指名・一般語・競合の商品ページを1つのキャンペーンに混在させた場合に、分類ごとに設定できない項目:日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整
一般語のクリックで日予算に到達した日に、同じキャンペーンで配信している指名の検索語句にも広告が表示されなくなっている。
1つのキャンペーンに混在している分類には、同一の日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整が適用されます。日予算に到達するとすべての分類の配信が停止し、掲載枠ごとの引き上げ率もすべての分類に一律で適用されます。

公式ヘルプ「スポンサー広告の予算について」によると、予算はキャンペーン期間に均等に配分されず、できる限り早く消化されます。1日の中で日予算に到達すると、翌日まで配信が停止します。この記事では、この状態を予算切れと呼びます。指名と一般語のキーワードが同じキャンペーンにある場合、一般語のクリックで日予算に到達した後は、指名の検索語句にも広告が表示されません。
診断サンプルの架空の会社(K社)の例では、一般語のキャンペーンの日予算は6,900円で、12か月のうち114日が予算切れです。K社は指名のキーワードを別のキャンペーンで配信しています。一般語のキャンペーンの検索ワードレポートに指名の検索語句が記録されていないことを確認できれば、予算切れで停止しているのは一般語の配信だけであると特定できます。
入札戦略も、1つのキャンペーンに1つしか設定できません。指名の検索語句と競合の商品ページでは購入につながる見込みが異なるため、同じ入札戦略では、一方の分類に適さない入札額になる可能性があります。
掲載枠ごとの入札額の調整は、キャンペーン内のすべての広告グループに同じ率で適用されます。診断サンプルの架空の会社(K社)の例では、一般語のキャンペーンの掲載枠ごとのACOSは、検索結果の最上部(最初のページ)が16.5%、その他の検索結果が29.9%、商品ページの掲載枠が36.2%です。このキャンペーンに指名のキーワードと競合の商品ページの指定が無く、検索ワードレポートにも指名の検索語句が記録されていなければ、この差を一般語の掲載枠ごとの入札額の調整の根拠にできます。公式ヘルプ「スポンサープロダクト広告の広告枠レポート」によると、広告枠レポート(掲載枠ごとの成果のレポート)では、掲載枠ごとの成果をキャンペーン単位で確認します。そのため、一般語のキャンペーンに競合の商品ページの指定も入っていると、一般語と競合の商品ページの成果が、掲載枠ごとに1つの行に合算されます。自社の商品ページを指定した場合に掲載枠ごとの成果を分けて確認する方法は、「Amazon広告の商品ページの防衛は必要か?掲載枠と売上の内訳で判断する方法」で扱っています。
「スポンサープロダクト広告のターゲティングに関するガイド」も、同じキャンペーンや広告グループに異なるターゲティング戦略を混在させないことを推奨し、ブランドキーワードを対象とする「保護」と、競合他社の商品をターゲットに設定する「獲得」を、別のキャンペーン戦略として挙げています。
混在の確認:検索ワードレポートとターゲティングレポートの行を、指名・他社ブランド名・一般語・競合の商品ページに分類する
1つのキャンペーンの検索ワードレポートに、自社のブランド名を含む検索語句の行と、競合の商品ページのASINの行がある。
キャンペーンごとに、検索ワードレポートの検索語句とターゲティングレポートのキーワード・商品ターゲティングを、指名・他社ブランド名・一般語・競合の商品ページの4つに分類し、それぞれの広告費・売上・ACOSを集計します。損益分岐を下回る分類と上回る分類が同じキャンペーンにある場合、キャンペーン全体のACOSだけでは分類ごとの差を把握できません。

公式ヘルプ「スポンサープロダクト広告の検索ワードレポート」によると、このレポートにはキャンペーン名・広告グループ名・ターゲティング・マッチタイプ・お客様検索用語などの列があり、少なくとも1回の広告クリックにつながった検索語句のみが含まれます。オートターゲティングのキャンペーンと商品ターゲティングの広告グループでは、広告が掲載された商品詳細ページのASINが「お客様検索用語」の列に記録されます。
分類はキャンペーンごとに行います。オートや一般語のキャンペーンに指名の検索語句が多い場合、キャンペーン全体のACOSは、ACOSの低い指名の検索語句を含む分だけ低くなります。指名の検索語句に広告が必要かどうかは「Amazon広告の指名の広告は必要か?停止して自然検索に残る売上を検証する方法」で、競合の商品ページごとの判断は「Amazon広告の商品ターゲティングとは?競合ASINごとに継続か停止かを判断する手順」で扱っています。
| 分類 | 対象数 | 広告費 | 売上 | 注文数 | ACOS |
|---|---|---|---|---|---|
| 指名 | 2語 | 181,000円 | 1,824,768円 | 466件 | 9.9% |
| 他社ブランド名 | 0語 | — | — | — | — |
| 一般語 | 9語 | 2,729,000円 | 10,630,538円 | 2,826件 | 25.7% |
| 競合の商品ページ | 5件 | 983,678円 | 1,772,198円 | 492件 | 55.5% |
| 合計 | 11語+5件 | 3,893,678円 | 14,227,504円 | 3,784件 | 27.4% |
1つのキャンペーンとして集計するとACOSは27.4%で損益分岐を下回りますが、競合の商品ページ5件のACOSは55.5%で損益分岐を上回ります。競合の商品ページは広告費の約25%に当たり、ACOSが損益分岐を上回っています。一方、売上の約75%を占める一般語(ACOS 25.7%)と、指名(ACOS 9.9%)のACOSが低いため、キャンペーン全体のACOSは損益分岐を下回ります。また、一般語9語のうち4語(「保存容器 ガラス」など)は注文0件で、広告費は合計150,000円です。
この集計は、キャンペーンを分けなくても可能です。
キャンペーンを分けるか否かの判断:キャンペーン単位の設定を分類ごとに変える必要性と、分類ごとの注文数
分類ごとに集計すると、ACOSが損益分岐を上回っているのは競合の商品ページだけである。
分類ごとのACOSに差があるだけであれば、キーワード・商品ターゲティングごとの入札額の変更、除外キーワードの追加、キーワード・商品ターゲティングの一時停止で対応できるため、キャンペーンは分けません。キャンペーンを分けるのは、予算切れで損益分岐を下回る分類の配信も停止している場合と、掲載枠ごとの入札額の調整や入札戦略を分類ごとに変える必要がある場合です。ただし、分類ごとの注文数が少ない場合は、広告グループを分けて集計を続けます。

キャンペーンを分ける理由は2つです。1つ目は、予算切れで損益分岐を下回る分類の配信も停止していることです。この場合は、分類ごとに日予算を設定することで、その分類の配信を維持できます。2つ目は、掲載枠ごとの入札額の調整や入札戦略を分類ごとに変える必要があることです。診断サンプルの架空の会社(K社)の例では、一般語のキャンペーンで検索結果の最上部(最初のページ)のACOSが16.5%と最も低いため、この掲載枠の入札額の引き上げを検討できます。同じキャンペーンに競合の商品ページの指定がある場合、その引き上げ率はこの指定にも適用されます。
キャンペーンを分けた場合の、分類ごとの注文数も確認します。注文数が少ない分類では、1件の増減でACOSが大きく変わります。例えば、ある分類の広告費が月5,000円、注文単価が3,600円の場合(説明用の架空の数字)、注文が4件であればACOSは34.7%で損益分岐(35%)を下回り、3件であれば46.3%で上回ります。注文1件の増減で損益分岐との比較結果が変わる分類については、キャンペーンを分けても、日予算や掲載枠ごとの入札額の調整の根拠となるデータは得られません。この場合は、同じキャンペーンの中で広告グループを分け、判断に必要な注文数に達するまで集計を続けます。
なお、公式ガイドは、目標の異なる商品がある場合に、同じキャンペーン内に広告グループを2つ設けるか、キャンペーンを2つに分けるかのどちらかを推奨しています。
キャンペーンの分け方:新しいキャンペーンの作成と、元のキャンペーンでの一時停止・除外の追加
指名のキャンペーンの新規作成後も、元のキャンペーンで指名の検索語句に広告が表示されている。
分類ごとに新しいキャンペーンを作成し、元のキャンペーンでは、移行したキーワードと商品ターゲティングを一時停止します。そのうえで、指名の検索語句は元のキャンペーンの除外キーワードに追加し、オートのキャンペーンでも同じ競合の商品ページに広告が表示されている場合は、そのASINを除外商品ターゲティングに追加します。分割前の成果は元のキャンペーンに残りますが、レポートで遡れる期間に限りがあるため、分割前のレポートを保存します。

公式ガイドによると、キャンペーンの掲載が始まるとターゲティングの種類は変更できず、変更する場合は新しいキャンペーンを設定します。新しいキャンペーンは、既存のキャンペーンを複製して作成することもできます。公式ヘルプ「キャンペーンをコピーする」によると、キャンペーン名・開始日と終了日・予算・キーワード・入札額・広告グループは複製されますが、パフォーマンス履歴と予算ルールは引き継がれません。分割前の成果は元のキャンペーンに残りますが、遡れる期間(公式ヘルプの表記はルックバックウィンドウ)は検索ワードレポートが65日、広告枠レポートが90日のため、その期間のレポートを保存しておきます。
元のキャンペーンでは、新しいキャンペーンに移行したキーワードと商品ターゲティングを一時停止します。指名のキーワードを移行した場合は、自社のブランド名を、フレーズ一致の除外キーワードとして元のキャンペーンに追加します。公式ヘルプによると、除外キーワードで使えるマッチタイプはフレーズ一致と完全一致です。フレーズ一致で除外すると、その語句を含む商品検索には広告が表示されません。競合の商品ページはASINのため、除外キーワードには追加できません。競合の商品ページの商品ターゲティングを移行した場合は、元のキャンペーンの商品ターゲティングを一時停止したうえで、オートのキャンペーンでも同じ競合の商品ページに広告が表示されていれば、除外商品ターゲティングにそのASINを追加します。公式ヘルプによると、除外商品ターゲティングは、商品ターゲティングの広告とオートターゲティングの広告が、そのASINの商品ページに表示されないようにする機能です。有効になるまでのバッファー期間は、除外キーワードが72時間、除外商品ターゲティングが96時間です。オートのキャンペーンから指名の検索語句を除外するか否かは、指名の広告の要否とあわせて判断します。
すべての分類を新しいキャンペーンに移行して元のキャンペーンを使わなくなった場合は、元のキャンペーンを非表示ではなく一時停止にします。公式ヘルプ「キャンペーンを編集する」では、キャンペーンを中止する方法として、ステータスの「非表示」「一時停止」への切り替えと、終了日の変更が示されています。一度非表示にしたキャンペーンは、参照はできますが、有効にも一時停止にも戻せません。一時停止にしておけば、構成を戻す必要が生じた場合に再開できます。
キャンペーンを分けた後の確認事項:検索語句が記録されるキャンペーン・分割前との成果の比較・日予算に到達した日
キャンペーンの分割から1週間後の時点で、分割後のキャンペーンの広告費の合計が、分割前の元のキャンペーンの広告費を上回っている。
除外キーワードが有効になってから、各検索語句が意図したキャンペーンに記録されているかを確認します。成果については、分割後の分類ごとのキャンペーンの広告費・売上と、分割前の分類ごとの集計を、同じ日数で比較します。あわせて、全体の合計と、日予算に到達した日の分類ごとの変化も確認します。

1点目は、検索語句が記録されるキャンペーンです。除外キーワードの追加から72時間が経過した後の検索ワードレポートで、元のキャンペーンに指名の検索語句が記録されていないかを確認します。
2点目は、分割前との成果の比較です。分割後の分類ごとのキャンペーンの広告費・売上と、分割前に保存したレポートによる分類ごとの集計を、同じ日数で比較します。あわせて、全体の合計も分割前と比較します。分類ごとに日予算を設定した結果、日予算の合計が分割前より増えると、広告費の合計も増える場合があります。その場合は、広告費の増加額を売上の増加額で割った値が、損益分岐を下回っているかを確認します。公式ヘルプによると、出品者のスポンサープロダクト広告では、クリックから7日以内の購入額が売上に計上されます。そのため、直近7日は比較の期間から除きます。
3点目は、日予算に到達した日です。損益分岐を下回る分類の配信が予算切れで停止していないかを、分割後の各キャンペーンで確認します。
TAMKOのAmazon広告アカウント診断で確認すること
この記事で扱ったキャンペーンごとの検索語句の内訳、掲載枠ごとのACOS、予算切れの日は、TAMKOのAmazon広告アカウント診断で毎回確認している項目です。診断ページでは、「費用と売上がずれやすい3つの場所」の1つに「在庫と日予算」を挙げ、「在庫切れや予算切れで、売れる時期に広告が出ていない日ができやすい」と記載しています。

診断ページには、「現状の配分を続けてよいという判断も、診断の結論です。」「改善点には設定の手順を、続けてよい点にはその根拠を、判断できないものには検証の方法を添えます。」と記載しています。料金は、診断・報告書・説明会まで無料(毎月2社まで)です。
詳しくは、診断ページをご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q01Amazon広告のキャンペーンは削除できますか?
公式ヘルプが示すキャンペーンの中止方法は、ステータスの「非表示」「一時停止」への切り替えと終了日の変更で、削除は含まれていません。
一度非表示にしたキャンペーンは、有効にも一時停止にも戻せません。後で使う可能性がある場合は、一時停止にします。
Q02広告グループを分けるだけでは不十分ですか?
日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整を分類ごとに変える必要がなければ、広告グループを分けるだけで対応できます。
キーワード・商品ターゲティングは広告グループ単位で設定でき、入札額は広告グループ単位のほか、キーワード・商品ターゲティングごとにも設定できます。
Q03分けたキャンペーンをまとめて管理する方法はありますか?
ポートフォリオでキャンペーンをまとめて管理できます。
公式ガイドによると、ポートフォリオを使うと、キャンペーンをブランド別・カテゴリー別などに整理できます。ポートフォリオに予算上限を設定している場合は、その上限によってキャンペーンの配信が停止することがあります。
Amazon広告のキャンペーンを分けるか否かは、キャンペーン単位の設定を分類ごとに変える必要性で判断する|まとめ
分類ごとのACOSは、キャンペーンを分けなくても集計できます。分類間の差には、キーワード・商品ターゲティングごとの入札額の変更、除外キーワードの追加、キーワード・商品ターゲティングの一時停止で対応できます。キャンペーンを分けるのは、日予算・掲載枠ごとの入札額の調整・入札戦略を分類ごとに変える必要がある場合です。キャンペーンを分けた後は、検索語句が記録されるキャンペーン、分割前との成果の比較、日予算に到達した日を確認します。
この記事のポイント
- 検索ワードレポートとターゲティングレポートの行を4つに分類すれば、キャンペーンを分けなくても分類ごとのACOSを集計できる。
- 日予算・入札戦略・掲載枠ごとの入札額の調整・ターゲティングの種類は、キャンペーン単位でしか設定できない。
- 分類ごとのACOSに差があるだけであれば、キーワード・商品ターゲティングごとの入札額の変更、除外キーワードの追加、キーワード・商品ターゲティングの一時停止で対応する。注文数が少ない分類は、広告グループを分けて集計を続ける。
- キャンペーンを分ける場合は新しいキャンペーンを作成し、元のキャンペーンでは、移行したキーワード・商品ターゲティングの一時停止と、除外キーワード(指名)・除外商品ターゲティング(競合の商品ページ)の追加を行う。分割前のレポートは保存しておく。
- 使わなくなったキャンペーンは、非表示ではなく一時停止にする。
- キャンペーンを分けた後は、検索語句が記録されるキャンペーン、分割前との成果の比較、日予算に到達した日を確認する。