Microsoft広告の部分一致の配信範囲がGoogle広告より広くないかを、検索語句レポートで確認する
Google広告からインポートしたキーワードであっても、Microsoft広告側の検索語句レポートには、インポート元では見られない語句が表示され、費用が計上されている場合があります。
診断サンプルに登場する架空の精密部品メーカーC社では、「ばね 求人」「ばねとは」「ばね メーカー 年収」「ばね 自由研究」の4語句に12か月で1,008,281円(Microsoft広告のアカウント全体の費用の12.9%)が計上されており、問い合わせは0件です。いずれも、部品の発注を検討する企業が検索するとは考えにくい語句です。C社の例から分かるのは、こうした語句に費用が計上されていることまでです。Google広告側でも同じ語句に広告が配信されていたかは、この記事の手順で比べて確認します。
この記事では、検索語句レポートで部分一致によって配信された行(以下、部分一致の行)を分け、Google広告の同じキーワードと比べて、Microsoft広告の部分一致の配信範囲がGoogle広告より広くないかを確認する手順を整理します。あわせて、配信範囲が広がる原因の特定方法を、Microsoft広告の公式ヘルプと公式ブログにもとづいて説明します。よくある場面は次の3つです。
- Google広告で部分一致からフレーズ一致に変更したキーワードが、Microsoft広告では部分一致のまま残り、広告が配信されているキーワードの一致の種類は初回のインポートでのみ取り込まれ、その後のインポートでは更新されない
- 検索語句レポートの表示回数の合計が、同じ期間のキーワードのレポートの表示回数より少ない検索語句レポートに表示されるのは、クリックの多い語句だけである
- 部分一致を使っていないキャンペーンで、キーワードと関連の薄い検索語句に広告が表示されている予測マッチングやAI Maxが有効なキャンペーンでは、設定した一致の種類の範囲を超える検索語句にも広告が配信される
この記事の対象は、BtoB事業で問い合わせを成果とするMicrosoft広告のアカウントを、Google広告と並行して運用している担当者です。
TAMKOは、Microsoft広告アカウント診断で、求人や「〜とは」など、取引につながらない検索語句(この記事では「対象外の語句」と呼びます)に計上された費用を確認しています。この記事は、その診断の確認手順にもとづいて解説します。
【結論】Microsoft広告では、検索語句レポートで部分一致の行を分け、対象外の語句の費用の割合をGoogle広告の同じキーワードと比べる
検索語句レポートで部分一致の行を分け、部分一致の行の費用の割合と、対象外の語句の費用の割合を、Google広告の同じキーワードと比べます。対象外の語句の費用がアカウント全体の費用の1割以上で、かつ対象外の語句の費用の割合がGoogle広告の同じキーワードより高い場合は、配信範囲が広がった原因を特定してから対処します。

金額ではなく割合で比べるのは、2つの媒体では検索数が異なり、同じキーワードでも費用の合計に大きな差が生じるためです。2つの割合の分母は、いずれも比べるキーワードの検索語句レポートの費用の合計です。
Microsoft広告の部分一致とは:キーワードに関連する検索語句まで広告が表示される、最も範囲の広い一致の種類
Google広告からインポートした部分一致のキーワードで、登録した語を含まない検索語句に広告が表示されている。
部分一致は、Microsoft広告の既定の一致の種類です。キーワードに関連する語句の検索にも広告を表示でき、キーワードと同じ語を含まない検索語句も対象になります。

公式ヘルプ「部分一致について」には、キーワード「赤い花」で「ポインセチア ギフト」の検索に広告が表示される例が記載されています。BtoBのアカウントでは、製品の名称を含まない関連の語句にも、部分一致で広告が表示されることがあります。
部分一致による配信範囲の拡大は、配信の一致の種類(広告の配信に使われた一致の種類。次の章で説明)で行を分けて確認します。同じ語句を完全一致と部分一致の両方で登録している場合、検索語句が完全一致の条件を満たすと完全一致が優先され、レポートにはその一致の種類の実績だけが計上されます。また、配信の一致の種類の列に「(クローズ バリアント)」と表示される行は、スペルミスや複数形など、キーワードとの軽微な表記の違いを許容して広告が配信されたことを示します。
検索語句レポートの出力方法と追加する列:キーワード・2つの一致の種類・ネットワーク
検索語句レポートの表示回数の合計が、同じ期間のキーワードのレポートの表示回数より少ない。
検索語句レポートに表示されるのは、クリックの多い語句だけです。検索語句レポートにキーワード・入札の一致の種類・配信の一致の種類・ネットワークの4つの列を加え、12か月程度の期間で出力します。

検索語句は、2つの方法で取り出せます。1つは、「キーワード」の画面でキーワードを選択し、「検索語句」を開く方法です。クリックの多い語句は1行ずつ表示され、クリックの少ない語句は「その他の検索語句」の1行に集約されます。もう1つは、レポートのテンプレート「検索語句」を使う方法です。このレポートには「その他の検索語句」の行がないため、表示回数の合計はキーワードのレポートより少なくなります(公式ヘルプ)。この記事では、前者を「検索語句の一覧」、後者を「検索語句レポート」と呼びます。開発者向けの資料によると、検索語句レポートの日別・月別のデータは、過去36か月分まで取得できます。
部分一致による配信範囲の拡大は、部分一致の行で確認します。AI Maxが有効なキャンペーンでは、一致の種類のラベルが「AI optimized」の行(後述)も、部分一致の行とは分けて集計します。ネットワークの列を加えると、シンジケート検索パートナーの行を区別できます(関連:コラム「Microsoft広告の検索パートナーは外すべき?自社の検索と成果を比べて決める方法」)。なお、検索キャンペーンの広告が、MSN・Outlook.com などのオーディエンス広告の配置に配信された実績は、検索語句レポートには含まれません(関連:コラム「Microsoft広告のオーディエンス広告の除外|検索キャンペーンの配信分を成果で判断」)。
検索語句を4つの区分に分類し、対象外の語句がアカウント全体の費用に占める割合を算出する
検索語句レポートの行数が多く、どの語句から確認すればよいかを決められない。
検索語句を費用の大きい順に並べ、4つの区分に分類します。対象外の語句の費用の合計が、同じ期間のアカウント全体の費用の1割以上を占める場合は、優先して対処します。
| 区分 | 語句の例 | 扱い |
|---|---|---|
| 製品・用途の語句 | 精密ばね 試作/板ばね 特注 | 配信を続け、問い合わせ単価を確認する |
| 社名・製品名の語句 | C社 部品 | 配信を続け、ほかの区分と分けて集計する |
| 情報収集の語句 | ばね 種類/ばね 設計 | 期待件数(後述)で、除外するかを判断する |
| 対象外の語句 | ばね 求人/ばねとは | 除外の候補とする。ただし、問い合わせの実績がある語句は配信を続ける |
対象外の語句には、求職者・学生・言葉の意味だけを調べる人・個人の検索を含めます。社名・製品名の語句を分けて集計するのは、この区分の問い合わせ単価が低く、ほかの区分と合算すると、ほかの区分の問い合わせ単価が実際より低く算出されるためです。C社(診断サンプルの架空の会社)では、キャンペーン「検索|社名・製品名」が12か月の問い合わせの69.6%を占め、問い合わせ単価は1,864円で、「検索|製品の一般語」の27,861円を大きく下回ります。いずれも語句の区分ではなく、キャンペーン単位の値です。
C社の例:対象外の4語句の費用は、アカウント全体の費用の12.9%

4語句の費用の合計は、C社(診断サンプルの架空の会社)のアカウント全体の12か月の費用7,825,207円の12.9%を占め、目安の1割を超えています。「ばね 求人」「ばね メーカー 年収」は求職者、「ばね 自由研究」は学生、「ばねとは」は言葉の意味を調べる人の検索と考えられます。4語句に対して、どのキーワードとどの配信の一致の種類で広告が配信されたかは、前の章で挙げた4つの列を加えた検索語句レポートで確認します。
Google広告の同じキーワードとの比較:部分一致の行の費用の割合と、対象外の語句の費用の割合
Google広告では対象外の語句への配信が少ないが、Microsoft広告では同じキーワードから、求人に関する語句に費用が計上されている。
同じキーワード・同じ期間の検索語句を2つの媒体で取り出し、部分一致の行の費用の割合と、対象外の語句の費用の割合を比べます。対象外の語句の費用がアカウント全体の費用の1割以上で、かつ対象外の語句の費用の割合がGoogle広告の同じキーワードより高い場合は、Microsoft広告で配信範囲が広がっている可能性があるため、次の章の原因を確認します。

比べるのは、2つの媒体で文字列が同じキーワードです。入札の一致の種類が媒体で異なる場合は、それ自体が次の章の1つ目の原因にあたります。そのキーワードの検索語句レポートの費用の合計を分母とし、部分一致の行と対象外の語句がそれぞれ占める割合を、媒体ごとに算出します。分母には、検索語句の一覧の「その他の検索語句」の費用を含めません。対象外の語句の行が部分一致の行か、「AI optimized」の行かも確認しておくと、次の章で原因を特定しやすくなります。
説明用の例:対象外の語句の費用の割合は、Google広告3.0%、Microsoft広告18.0%
| 項目 | Google広告 | Microsoft広告 |
|---|---|---|
| 検索語句レポートの費用の合計 | 1,500,000円 | 500,000円 |
| 部分一致の行の費用 | 600,000円(40.0%) | 350,000円(70.0%) |
| 対象外の語句の費用 | 45,000円(3.0%) | 90,000円(18.0%) |
この例では、Microsoft広告の対象外の語句の費用の割合はGoogle広告の6倍です。媒体間の割合の差について、確立された基準はありません。対象外の語句の費用がアカウント全体の費用の1割以上で、かつ対象外の語句の費用の割合がGoogle広告の同じキーワードより高い場合は、次の章で挙げる原因に当てはまるかを確認します。検索語句の一覧の「その他の検索語句」の費用が大きい場合は、検索語句レポートの行だけでは割合を正確に算出できないため、その金額もあわせて記録します。
Microsoft広告の配信範囲がGoogle広告より広くなる6つの原因:インポート・部分一致修飾子・予測マッチング・AI Max・推奨事項の自動適用・除外キーワード
Google広告で部分一致からフレーズ一致に変更したキーワードが、Microsoft広告では部分一致のまま残り、広告が配信されている。
配信範囲が広がる原因は6つあります。5つはMicrosoft広告側の設定や仕様によるもので、1つはGoogle広告側にだけ登録された除外キーワードです。原因によって、確認する画面と修正する場所が異なります。

1つ目はインポートです。公式ヘルプ「Google 広告からインポートできるもの」によると、キーワードの一致の種類はキャンペーンの最初のインポートで取り込まれ、その後のインポートでは更新されません。Google広告で部分一致からフレーズ一致に変更しても、Microsoft広告のキーワードは部分一致のままです。2つ目は部分一致修飾子のキーワードです。「Google 広告からインポートできるもの」と「キーワードのマッチタイプとは、そしてその使い方は?」のどちらのヘルプにも、部分一致修飾子のキーワードは部分一致として機能すると記載されています。
3つ目は予測マッチングです。公式ヘルプによると、予測マッチングは、コンバージョンを基にした自動入札(コンバージョン数の最大化・目標CPA・目標広告費用対効果)の検索キャンペーンで設定できます。有効にすると、キャンペーン内のすべてのキーワードに部分一致が適用され、個々のキーワードの一致の種類は調整できなくなります。現時点ではすべてのユーザーが利用できる機能ではないとされているため、キャンペーンの設定にこの項目があるかを管理画面で確認してください。
4つ目はAI Maxです。Microsoft広告の公式ブログ(2026年8月27日)によると、AI Maxの検索語句のマッチングを使うと、キーワードのリストにない検索語句にも配信範囲が広がります。また、検索語句レポートとキーワードのレポートには、新しい一致の種類のラベル「AI optimized」が表示されます。AI Maxは新規の検索キャンペーンでは既定で有効になり、Google広告からインポートした場合はGoogle広告側のAI Maxの設定が引き継がれます。「AI optimized」の日本語の管理画面での表記と、表示される列は、管理画面で確認してください。C社(診断サンプルの架空の会社)の変更履歴には、公式ブログの公開日の前日にあたる2026年8月26日に、キャンペーン「検索|製品の一般語」でAI Maxを有効にする操作が、変更者「Administrator」として記録されています。AI Maxが有効になった日は、公式ブログの日付ではなく、変更履歴の日付で確認します。
5つ目は、推奨事項の自動適用による部分一致のキーワードの追加です。公式ヘルプ「自動適用レコメンデーションの設定」によると、自動適用の対象には部分一致のキーワードの追加が含まれ、変更履歴では変更者が「自動適用レコメンデーション」と表示されます。C社(診断サンプルの架空の会社)の変更履歴には、2026年5月12日に、部分一致のキーワードを追加する自動適用が2件記録されています(変更履歴での確認方法は、コラム「Microsoft広告の推奨事項の自動適用|変更履歴で変更を確認し、停止すべきか判断する」)。
6つ目は、Google広告側にだけ登録された除外キーワードです。この場合、Microsoft広告では、その除外キーワードの語句にも広告が配信されます。除外キーワードリストのインポートの設定は、コラム「Microsoft広告のGoogle広告インポートで設定が戻ったかを変更履歴で確認する方法」で整理しています。
対象外の語句への対処と効果の確認:除外キーワード・一致の種類の変更・設定の見直し
対象外の語句を除外キーワードに追加した後も、別の対象外の語句に費用が計上されている。
対処の方法は、語句の性質と、配信範囲が広がった原因とに応じて選びます。除外キーワードを追加しても、部分一致では新たな語句への配信が続くため、検索語句の大部分がキーワードと関連しない場合は、一致の種類を変更します。

この章では、対象外の語句に加えて、情報収集の語句も除外するかの判断の対象にします。除外キーワードは、「キーワード」の中の「検索語句」の画面で対象の語句を選択し、「除外キーワードとして追加」から、登録先のキャンペーンまたは広告グループを指定して登録します。公式ヘルプでは、キャンペーン単位でフレーズ一致の除外キーワードを追加した場合、1日後に除外キーワードの競合レポートで、有効なキーワードと競合していないかを確認するよう案内しています。
情報収集の語句は、期待件数(語句の費用÷問い合わせ単価の上限)で除外の要否を判断します。期待件数は、その語句の費用で、問い合わせ単価の上限どおりに問い合わせを得られた場合の件数です。期待件数が3件以上で、問い合わせが0件の語句は除外の候補とします(上限の算出方法は、コラム「Microsoft広告をBtoBで評価する方法|問い合わせ単価の上限と資料DLの分け方」)。なお、前述の区分で対象外に分類したC社(診断サンプルの架空の会社)の4語句に、問い合わせ単価の上限30,000円を当てはめても、期待件数は「ばね 求人」10.7件、「ばねとは」9.2件、「ばね メーカー 年収」7.6件、「ばね 自由研究」6.1件で、いずれも3件以上で問い合わせは0件です。
除外キーワードを追加しても、部分一致では新たな語句への配信が続きます。公式ヘルプは、検索語句の大部分が広告(キーワード)に関連していない場合に、フレーズ一致か完全一致の使用を検討するよう案内しています。部分一致修飾子のキーワードも、同じく一致の種類を変更します。定期的にインポートを実行しているキャンペーンでは、一致の種類の修正後に、インポートで変更前と同じ文字列の部分一致のキーワードが追加されていないかを変更履歴で確認します。
予測マッチングはキャンペーンの設定で無効にできます。AI Maxも、公式ブログによると、キャンペーンの作成時・作成後のいずれでも無効にできます。無効にするかどうかは、設定が有効になった日の前後に同じ長さの期間を設け、問い合わせ件数と対象外の語句の費用の割合を比べて判断します。推奨事項の自動適用は、自動適用レコメンデーションの設定で種類ごとに無効にできます(公式ヘルプ)。Google広告側にだけ登録された除外キーワードは、Microsoft広告にも登録するか、インポートで除外キーワードリストを取り込みます。
変更後の確認:変更前後の同じ長さの期間で、対象外の語句の費用の割合と問い合わせ件数を比べる
変更から4週間が経過した時点で、変更後4週間と変更前4週間の、対象外の語句の費用の割合、問い合わせ件数、検索語句の一覧の「その他の検索語句」の費用の3点を比べます。3点目は、検索語句レポートの行だけで割合を正確に算出できているかの確認です。対象外の語句の費用の割合が下がり、問い合わせ件数が減っていなければ、変更後の設定を維持します。問い合わせ件数が減少した場合は、除外した語句や変更したキーワードを1つずつ元に戻して原因を特定します。C社(診断サンプルの架空の会社)の問い合わせはアカウント全体で月に約74件ですが、キャンペーン単位では件数が少なくなります。4週間で差を判別できない場合は、3か月程度の合計で比べます。
TAMKOのMicrosoft広告アカウント診断で確認すること
この記事で挙げた、対象外の語句に計上された費用と、インポートやMicrosoft広告側の自動の変更による設定の変化は、いずれもTAMKOのMicrosoft広告アカウント診断の確認項目に含まれます。
診断で確認する3つの項目
- 1対象外の語句の費用求人や「〜とは」などの検索語句を、問い合わせの有無で分ける
- 2Google広告からのインポートによる設定の上書きGoogle広告側とMicrosoft広告側のどちらで修正するかを判断する
- 3Microsoft広告側の自動の変更(変更履歴の「Administrator」)AI Maxの有効化など、広告が配信される検索語句の範囲に影響する操作の日付を記録する
TAMKOがMicrosoft広告のアカウントを診断します。料金は無料です(毎月2社まで)。診断のページでは、費用と成果がずれやすい場所の1つとして検索語句を挙げ、「求人や「〜とは」など、仕事の相手にならない検索にも費用が出やすい」と記載しています。診断の結果は、エグゼクティブサマリー・調査報告書・分析の明細(Excel)でお渡しし、オンラインでの説明会を1回実施します。運用の委託をご検討の場合は、Microsoft広告のお試し運用(1施策・1か月で5万円・税別)もご利用いただけます。
よくある質問(FAQ)
Q01Microsoft広告の部分一致は、Google広告の部分一致より対象範囲が広いですか?
一概には言えません。
一致の判定は媒体ごとに行われるため、同じキーワードでも広告が配信される検索語句は異なります。自社のアカウントで、同じキーワード・同じ期間の検索語句を2つの媒体で比べて確認します。
Q02Microsoft広告では、検索語句レポートにすべての検索語句が表示されますか?
表示されません。
ヘルプ「検索語句レポートの実行」によると、対象はクリックの多い検索語句に限られます。また、「キーワード」の画面でキーワードを選択して「検索語句」を開くと、クリックの少ない語句は「その他の検索語句」の1行に集約して表示されます(ヘルプ「キーワードまたは除外キーワードとして People が検索している単語を追加する」)。
Q03Google広告でキーワードの一致の種類を変更すると、インポートでMicrosoft広告にも反映されますか?
反映されません。
ヘルプ「Google 広告からインポートできるもの」によると、一致の種類はキャンペーンの最初のインポートで取り込まれ、その後のインポートでは更新されません。一致の種類を変更する場合は、Microsoft広告側でも同じ変更を行う必要があります。
Q04予測マッチングを有効にしたキャンペーンで、一部のキーワードだけを完全一致にできますか?
できません。
ヘルプ「キーワードのマッチタイプとは、そしてその使い方は?」によると、予測マッチングを有効にしている場合は個々のキーワードの一致の種類を調整できず、キャンペーン内のすべてのキーワードに部分一致が適用されます。
Microsoft広告の部分一致の配信範囲は、検索語句レポートでGoogle広告の同じキーワードと比べて確認する|まとめ
Microsoft広告の部分一致では、キーワードと同じ語を含まない検索語句にも広告が配信されます。配信範囲がGoogle広告より広くないかは、配信の一致の種類の列を加えた検索語句レポートで部分一致の行を分け、対象外の語句の費用の割合をGoogle広告の同じキーワードと比べて判断します。対象外の語句の費用がアカウント全体の費用の1割以上で、かつ対象外の語句の費用の割合がGoogle広告の同じキーワードより高い場合は、インポート後に更新されない一致の種類、部分一致修飾子、予測マッチング、AI Max、推奨事項の自動適用、Google広告側だけの除外キーワードのいずれが原因かを確認してから、除外キーワードの追加、一致の種類の変更、設定の見直しを行ってください。
この記事のポイント
- Microsoft広告の部分一致は既定の一致の種類で、キーワードと同じ語を含まない検索語句にも広告が配信される。
- 検索語句レポートに表示されるのは、クリックの多い語句だけである。部分一致による配信範囲の拡大は、配信の一致の種類が「部分一致」となっている行で確認する。
- Google広告との比較は、金額ではなく、同じキーワード・同じ期間における対象外の語句の費用の割合で行う。
- 配信範囲が広がる原因は、インポート後に更新されない一致の種類、部分一致修飾子、予測マッチング、AI Max、推奨事項の自動適用、Google広告側だけの除外キーワードの6つである。
- 明らかに対象外の語句は除外キーワードに追加し、情報収集の語句は期待件数で除外の要否を判断する。検索語句の大部分がキーワードと関連しない場合は、一致の種類をフレーズ一致か完全一致に変更する。
